*かぶとうし塾


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2023年1月30日月曜日

週明け ◆ドル弱い 円強含み 原油.▲Cog.下落.79ドル台 令和5.1.30.Mon

30日 【日本株】
日経225 27,433.40 +50.84 +0.19%
TOPIX 1,982.40 -0.26 -0.01%
日経平均 ⇒ ◆かぶせ.調整へ ⇒ +◆nrはらみ.調整 ⇒ ◇nr.よこばい調整
TOPIX  ⇒ ◆かぶせ.調整へ ⇒ +◆nr.よこばい調整 ⇒ -◇nr下げ.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.97 -0.03 -0.18% ⇒ ◆吞込み
日経平均VI 17.00 -0.29 -1.68% ⇒ ◆切下げ
日経平均VI 17.29 -0.22 -1.26% ⇒ ◆吞込み
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・政府・日銀は新たな共同声明を、2%を長期的目標に-令和臨調。
・米PCE価格指数、12月に一段と減速-小幅利上げ観測を後押し。
・日米とオランダが合意、半導体製造装置の対中輸出規制。
・27日のニューヨーク原油先物は1.6%安の1バレル=79.68ドルと下落。
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30日、日経平均は小幅続伸、米利上げ懸念和らぎ中国再開も期待-石油は安い

・30日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸。

・米国の個人消費支出(PCE)価格指数がインフレ鈍化の兆しを示し、米利上げに伴う景気後退への過度の警戒感が和らいだ。

・中国の経済再開による需要増への期待も続き、化学や繊維製品株が高かった。原油安を受けて石油・石炭製品株などが値下がりした。

・TOPIXはわずかに前週末終値を下回り反落した。日本時間2月2日未明に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)や日本銀行総裁人事を前にした警戒感から積極的な買いは手控えられた。
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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫
中国経済の再開による需要増への期待から、化学や繊維など素材関連は買われた。

31日公表される1月の中国製造業・非製造業購買担当者指数(PMI)で経済再開の好影響が早めに出てくるか、期待を込めて注目している。

海外ではFOMC、国内では日銀総裁人事を前に各市場の参加者が警戒感から身構えており、株式市場でも積極的な買いが控えられた。

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【個別銘柄】SGホールディングス、キヤノン電子、ファナック など

◇SGホールディングス 1961 +89大幅続伸。
先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は424億円で前年同期比24.2%減となり、通期予想は従来の1420億円から1340億円に下方修正。ロジスティクス事業のフォワーディング需要が想定以上に落ち込んでいるもよう。
ただ、4月1日からの宅配便価格改定を発表していることで、今後の収益改善期待が先行する状況のもよう。ヤマトHDなども連想感から買い優勢の展開。

◇キヤノン電子 1711 +153大幅反発。
先週末に22年12月期の決算を発表している。営業利益は80.5億円で前期比26.8%増となり、ほぼ従来計画線上での着地となっている。年間配当金は前期比10円増となる60円としている。
また、23年12月期は89.8億円で同11.5%増の見通しに。カメラ関連市場の回復に加えて、ドキュメントスキャナー市場、情報関連市場などの拡大も見込んでいるもよう。

◇ファナック 23165 +800大幅続伸。
先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は525億円で前年同期比14.0%増となり、通期予想は従来の1817億円から1844億円に上方修正。
上振れ自体は想定線とみられるが、10-12月期実績は市場予想を上回ったとみられ、工作機械受注の足元での失速も警戒されていたため、安心感が先行する形に。なお、FA事業の10-12月期受注高は前年同期比46.3%減と急減した。

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1.30動いた株・出来た株
◇キヤノン電子<7739> 1684 +126 今期も2ケタ増収増益見通しに。
◇ヤマトHD<9064> 2268 +150 SGHDの値上げを受けて連想買い。
◇SGホールディングス<9143> 1991 +119 4月からの宅配便価格改定を発表。
◇信越化学工業<4063> 19125 +820 引き続き好決算を評価の動きに。
◇ファナック<6954> 23315 +950 10-12月期営業益は想定比上振れで通期予想も上方修正。
◇旅工房<6548> 394 +26 中国が日本人へのビザ発給を再開との報道で旅行関連などに物色か。
◆東邦チタニウム<5727> 2358 -62 引き続き10-12月期の業績鈍化をマイナス視の動きへ。
◆電通グループ<4324> 4195 -100 談合の認識を認める供述などとも伝わり。
◆日本製鉄<5401> 2714 -43 韓国ポスコの決算などもネガティブ視か。
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1.27
NYダウ 33,978.08 +28.67 +0.08%
NASDAQ 11,621.70 +109.29 +0.95%
S&P500 4,070.56 +10.13 +0.25%

NYダウ(INDU)⇒ ▽陽4.もみあい50MA ⇒ ▽トリプル浮上 ⇒ ◇nr.よこばい 
NASDAQ(COMPQ) ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽トリプル浮上 ⇒ ▽切返浮上.200MA突破
S&P500(SPX) ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽トリプル浮上 ⇒ ▽切返浮上
 
【 SOX指数 】
2,945.57 -21.33 (-0.72%) ⇒ ▽吞込.もみあい ⇒ ▽トリプル浮上 ⇒ -△陽下げ.もみあい 

【 VIX恐怖指数 】
18.51-0.22(-1.17%) ⇒ ▲切下げ下落 ⇒ ▲切下げ下落 ⇒ ▲切下げ下落
-1.17P 下げ 20台割れ続く( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇nr.よこばい   ⇒ ダウ工業株30種平均は小幅に6日続伸。
インフレが落ち着く方向にあるなか、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの観測が株買いを誘った。決算発表の内容が好感された一部銘柄が買われたこともダウ平均を支えた。ただ、週末を控え、利益確定の売りも出て取引終了にかけて上げ幅を縮小。

▽切返浮上.200MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
25日夕に発表した決算内容を好感した買いが続き、電気自動車のテスラが連日で11%高。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや画像処理半導体のエヌビディアも高い。

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//◇▽◆◆◇◆//◆ ドル円 129円台( 金融政策意識 )
//◇▽◆◆◇◆//◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇▽◆◇◇◆//◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆▲+◇▲//_ 原油 79ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け ◆ドル弱い 円強含み 原油.▲Cog.下落.79ドル台  
1.30
米ドル/円 129.77 129.80
ユーロ/円 140.92 141.00
ユーロ/米ドル 1.0859 1.0863
英ポンド/円 160.76 160.89
豪ドル/円 92.15 92.24
スイスフラン/円 140.82 141.09
1.27原油(WTIC原油先物) 79.68 -1.33 -1.64% ⇒ +nr.はらみ ⇒ ◇反発 ⇒ ▲吞込.Cog

◆ドル弱い 原油.▲Cog.下落.79ドル台  
1.28
米ドル/円 129.85 129.88
ユーロ/円 141.11 141.19
ユーロ/米ドル 1.0867 1.0871
英ポンド/円 160.98 161.06
豪ドル/円 92.23 92.28
スイスフラン/円 141.45 141.53
原油(WTIC原油先物) 79.68 -1.33 -1.64% ⇒ +nr.はらみ ⇒ ◇反発 ⇒ ▲吞込.Cog

▽ドル反発 原油◇反発.81ドル台 
1.27
米ドル/円 130.22 130.25
ユーロ/円 141.80 141.88
ユーロ/米ドル 1.0889 1.0893
英ポンド/円 161.56 161.68
豪ドル/円 92.56 92.63
スイスフラン/円 141.45 141.53
原油(WTIC原油先物) 81.01+0.86 +1.07% ⇒ ▲Cog.下落 ⇒ +nr.はらみ ⇒ ◇反発

1.朝方に発表された2022年12月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比4.4%上昇し、市場予想と一致した。上昇率は11月の4.7%から鈍った。FRBが重視する物価指標でもインフレが落ち着きつつあるとの見方が広がり「市場は年前半の利上げ停止を視野に入れている」(インガルズ・アンド・スナイダーのティム・グリスキー氏)との声。

ダウ平均の上げ幅は午後に200ドルを超える場面があったが、買い一巡後は急速に伸び悩んだ。前日までの5営業日で900ドルほど上昇し、週末を控えて持ち高調整や利益確定の売りが出やすかった。市場では「来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や主力ハイテク企業の決算発表など相次ぐ重要イベントを控えており、取引終了にかけて売りが出た」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。

2.クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが11%高となった。朝方に22年10~12月期決算と同時に発表した23年12月期通期の収益予想が市場予想を上回った。同業のビザは前日夕に発表した四半期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回り、3%上昇。

半導体のインテルが6%安となった。前日夕に発表した四半期決算が市場予想を下回ったうえ、23年1~3月期の1株損益の見通しは市場予想に反して赤字を見込む。石油のシェブロンも27日に発表した四半期決算で1株利益が市場予想に届かず、4%安。

3.25日夕に発表した決算内容を好感した買いが続き、電気自動車のテスラが連日で11%高。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや画像処理半導体のエヌビディアも高い。

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【NY外為】
◆ドル安、円上昇、対ドル129円台後半  
//◇◆◆◇◆// 
・ドルが小幅高。米国債利回りや米国株の上昇が背景。来週の中銀政策決定や中国市場が春節(旧正月)の連休から戻るのを待つ展開となっている。

・円は幅広い主要通貨に対して上昇を維持。対ドルでは129円台後半。1月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)が強い数字となったことを受けて、日本銀行による政策シフトへの期待が高まったことから、円は東京時間から上げていた。
ドル円相場は-0.3%、1ドル=129.84円。

1.27
INGのアナリストらは「来週はFOMCがタカ派方向でサプライズとなる余地の方が、欧州中央銀行(ECB)よりも恐らく大きいだろう。上方向へのドル調整が実現する可能性もある」とリポートに記した。

【米国株】
◇上昇、ナスダック買い 
//◇◇◇◇◇// 
・27日の米株式相場は続伸。 インフレ鈍化の兆しが見られる中、小幅利上げの観測が強まった。

・大手テクノロジー企業の一角が示した業績見通しは、期待に届かなかったが、市場への影響は限定的だった。前日にはインテルが厳しい業績見通しを示したほか、今週はマイクロソフトやテキサス・インスツルメンツ(TI)も悲観的な見通しを明らかにしていた。来週にはアップルやアマゾン・ドット・コム、メタなどが決算を発表する。

・ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は1%上昇。週間ベースでは昨年11月以来の大幅高となった。この日はフェイスブック親会社のメタ・プラットフォームズやテスラの上げが目立った。

1.27
22Vリサーチの創業者デニス・デブシェール氏は、これまでに決算を発表した大手企業はおおむね業績が小幅に予想を上回っていると指摘。「こうした企業の強い業績は、株価指数の見通しが過度に悪化するのを防ぐだろう」と話した。

ケストラ・インベストメント・マネジメントのカーラ・マーフィー最高投資責任者(CIO)は「市場はインフレ制圧の見方で上昇してきたが、私には問題が片付いたとの確信はまだない」と話す。
「考えてみると金融政策はゆっくり機能するものだ。『タイタニック号』を氷山のかなり手前で方向転換させようとするならば、氷山が目前に現れるずっと前から始めなくてはならない。景気がどう反応するのかも常に確信を持てるわけではない」と述べた。

【米国債】
◆米国債は総じて下落
//◆◇◇◆◆//
・米国債は下落。( 利回り上げる )

・朝方のPCE統計発表後に買いがやや強まる場面もあったが、大きな材料に乏しい中、値動きは限定的だった。

・米10年債利回りは、+1.24ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.51%。

1.27
ミューズニッチのプロダクト・投資戦略責任者エリック・モラー氏は、連邦公開市場委員会(FOMC)が昨年の大幅行動から方針を変え、2月1日には25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを実施するとの期待は高いが、2023年末の利下げ期待は「一歩行き過ぎだ」と指摘。
「FOMCは恐らく『われわれは最終局面に入りつつあるが、利上げは続ける』と注意を喚起するだろう」とし、「金利のボラティリティーの多くはこの先のインフレ軌道に左右される」と続けた。

【原油】
▲反落
//◆▲+◇▲// 
・上値抵抗線となっている100日移動平均線を試した後、売りに押された。

・先物3月限は、前日比1.33ドル(1.6%)安の1バレル=79.68ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント3月限は81セント(0.9%)安の86.66ドル。

>>1.26
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は強弱混在となった米経済統計について、「インフレとの闘いを終えるには経済にリセッションが必要」であることを示していると述べた。

【NY金】
-金相場はほぼ変わらず
//◇◇◇◆-// 
・日中は上げ下げを繰り返す不安定な値動きとなった。米インフレ統計が予想に近い結果となり、米金融当局が利上げペースをさらに減速させる可能性が意識された。市場参加者は現在、来週のFOMC通過後の見通しを探ろうとしている。

・金先物4月限は、前日比1.1ドル(0.1%未満)安の1オンス=1945.600ドル。

1.27
ヘレウス・プレシャス・メタルズのシニアトレーダー、タイ・ウォン氏はPCE価格指数について、インフレが依然高水準ではあるものの予想通りの鈍化を示したと指摘。
その上で「金融環境はすでに急速に緩和されつつあり、雇用と成長はともに力強いため、米金融当局は警戒を解かないだろう」と述べ、「ハト派的な利上げにはならないはずだ」と続けた。

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【欧州株】
◇小幅続伸
//◇◆◆◇◇//
・27日の欧州株は小幅に続伸。難しい経済環境下での今年の企業業績見通しや金融政策の道筋に投資家は思いを巡らせた。
指数は1月としては2015年以来の大幅高となる勢い。中国の経済再開やインフレ低下、エネルギー危機の緩和が投資家を楽観的にさせている。需要鈍化や金利上昇など経済の逆風を企業がどう乗り切るかを見極めようと、市場の関心は主に決算報告や業績見通しに集まっている。

・欧州600指数は0.3%高。不動産や建設が上げを主導した一方、鉱業や食品・飲料が下落した。

・フランスの酒類メーカー、レミーコアントローが大幅安。同社の昨年10-12月(第3四半期)売上高は6%減少した。

・高級ブランドグループのLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンはほぼ変わらず。10-12月に売上高の伸びは減速したが、1月の出足は好調だと明らかにした。

・スウェーデンの衣料小売り、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)はロシア撤退や再編関連費用などで利益が落ち込み、株価は4.1%安。

【欧州債】
◆イタリア債など下落
//◆◇◆◆◆// 
・イタリア債を中心にユーロ圏国債が下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)やイングランド銀行(英中央銀行)、欧州中央銀行(ECB)の政策発表を来週に控え、ポジショニングが注目された。

・英国債は比較的小幅な下げにとどまった。ハント財務相はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、減税を求める声をはねつけた。

・ドイツ10年債利回りは、2ベーシスポイント(bp)上昇し2.24%。
・イタリア10年債利回りは6bp上昇の4.23%。米指標発表前に付けた2週間ぶりの高水準4.273%からは低下した。

1.27
ラボバンクの金利戦略責任者、リチャード・マクガイア氏は「ECBの次の動きがどうなるのかを把握するため、市場はいったん停止している」と述べた。

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