*かぶとうし塾


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2022年12月3日土曜日

◆ドル下落 円強い 原油.◆吞込み.調整 .79ドル台 令和4.12.3.Sat

12.2
NYダウ 34,429.88 +34.87 +0.10%
NASDAQ 11,461.49 -20.95 -0.18%
S&P500 4,071.70 -4.87 -0.12%

NYダウ(INDU)⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼はらみ.Highエリア ⇒ ▽nr.反発.Sup10MA  
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽反発.Br10MA ⇒ +nr.もみあい.Highエリア ⇒ -◇陽下げ.Sup10MA
S&P500(SPX) ⇒ ▽反発.Br10MA ⇒ ◆nr.もみあい.Highエリア ⇒ -◇陽下げ.Sup10MA
 
【 SOX指数 】
2,771.24 −33.46 (-1.19%) ⇒ ▽反発.Br10MA ⇒ ◆nr.もみあい.Highエリア ⇒ -◇陽下げ.Sup10MA

【 VIX恐怖指数 】
19.06 −0.78 (-3.93%) ⇒▲WR.大幅下げ ⇒▲逆立ち.切下げ.3dn ⇒▲WR.大幅下げ
-3.93P 下げ.20割れ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽nr.反発.Sup10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
朝方に発表された11月の米雇用統計が労働市場の引き締まりを示すとの受け止めから、売りが先行した。ただ、米長期金利の上昇が一服すると、主力株を買い直す動きが入り、ダウ平均は午後に上げに転じた。

-◇陽下げ.Sup10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落。
前日比20.952ポイント(-0.2%)安の1万1461.497。

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//◆▽◆▲▲◇//◇◆◆◆▲▲ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◆◇//◆◆◆◇◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◇◇◆◇//◆▲◇▽▲◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▼△▼_▼//_▽△◇△◆ 原油 79ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル下落 円強い 原油.◆吞込み.調整 .79ドル台  
12.3
米ドル/円 134.30 134.33
ユーロ/円 141.53 141.61
ユーロ/米ドル 1.0530 1.0534
英ポンド/円 165.01 165.17
豪ドル/円 91.18 91.22
スイスフラン/円 143.31 143.41
原油(WTIC原油先物) 79.98 -1.24 -1.53% ⇒ ◇陽.Br10dMA ⇒ △陽.Reg20dMA ⇒ ◆吞込み.調整

▲ドル大幅下落.135円台  原油.△陽.Reg20dMA .81ドル台 
12.2
米ドル/円 135.31 135.33
ユーロ/円 142.35 142.42
ユーロ/米ドル 1.0520 1.0524
英ポンド/円 165.85 165.93
豪ドル/円 92.19 92.23
スイスフラン/円 144.41 144.44
原油(WTIC原油先物) 81.22 +0.67 +0.83% ⇒ △切返し反発 ⇒ ◇陽.Br10dMA ⇒ △陽.Reg20dMA

◆ドル下落.138円前半  原油.◇陽.Br10dMA .80ドル台 
12.1
米ドル/円 138.06 138.07
ユーロ/円 143.60 143.66
ユーロ/米ドル 1.0401 1.0405
英ポンド/円 166.36 166.48
豪ドル/円 93.63 93.71
スイスフラン/円 145.91 145.94
原油(WTIC原油先物) 80.55 +2.35 +3.01% ⇒ ▽反発.Lowエリア ⇒ △切返し反発 ⇒ ◇陽.Br10dMA

1.11月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比26万3000人増え、伸びは市場予想(20万人)を上回った。失業率は前月と同じ3.7%で、市場予想とも一致した。平均時給は前月比0.6%上昇し、市場予想(0.3%上昇)より強い内容だった。賃金インフレによる物価上昇圧力が解消しなければ、政策金利が高い水準にとどまり続けるとの懸念を誘った。ダウ平均は下げ幅を350ドル超に広げる場面があった。

売り一巡後は下げ渋る展開となった。雇用統計を受けても「米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを減速させるとの見方は変わらない」(グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツのウォルター・トッド氏)との声が聞かれ、下値では買いが入った。

2.ユナイテッド航空ホールディングスと数十機の中型機「787」の受注で合意が近いと伝わった航空機のボーイングが4%高となった。スポーツ用品のナイキや化学のダウも高い。

顧客情報管理のセールスフォースや金融のゴールドマン・サックスが安い。米原油先物相場が下落し、石油のシェブロンも売られた。

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【NY外為】
◆ドル指数がほぼ変わらず 円は上昇。 
//◇◆▲_◇//◆◆◆◆◆ 
・ドル指数は、雇用統計発表後一時0.7%値上がりする場面もあった。

・ドル円相場は-0.8%、1ドル=134.31円。

12.2
クレディ・アグリコルCIBのG10通貨戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は雇用統計について、「高利回りで、安全逃避先でもあるドルにとって良いニュースだ。ドル強気派は、12月14日のFOMC会合を前にまだかなり勝負できると実感している」と話した。

【米国株】
◆小幅続落 
//◆▽◇_◇//▲◆▽◆◆ 
・2日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小幅続落。
・堅調な米雇用統計を受けて、米金融当局が政策引き締めを継続するとの観測が広がる中、不安定な値動きとなった。
・トレーダーらは12月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ幅予想を引き上げるよりも、むしろ政策金利のピーク見通しを引き上げた。
・スワップ市場が示唆するピーク金利は一時4.98%に上昇。その後やや低下したが、雇用統計発表前と比べて8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い水準にとどまっている。政策金利の現行水準は3.75-4%。

12.2
プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏は「政策金利が約3.5ポイント引き上げられた後でも雇用者数が26万3000人増加したというのはただ事ではない。労働市場は過熱しており、米金融当局に利上げを継続するよう圧力をかけ続けている。政策金利を5%超に引き上げることを当局に断念させるような内容が今回の統計にあるだろうか」と述べた。

米金融当局のドット・プロット(金利予測分布図)が現時点での焦点となっている。ブルームバーグ・エコノミクスのアナ・ウォン氏は、当局者らはターミナルレート(金利の最終到達点)の予想を9月時点で示した水準から、恐らく5.25%にも引き上げる必要があるかもしれないと指摘。

【米国債】
◇売りが弱まる 
//◆▽▽_◇//◇▲▽▽◇
・米国債は上昇。( 利回り下げる )
・近い将来の米金融政策行動により敏感な2年債利回りは上昇を維持した。
・米10年債利回りは-5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて3.49%。

12.2
米シカゴ連銀のエバンス総裁は、金融当局は利上げペースを落としているものの、インフレ退治のため政策金利のピークは高めの水準にする必要があると述べた。
【原油】
▼原油先物相場は5日ぶりに反落 
//▼△▼_▼//▽△▽△▼
・米雇用者数の伸びが予想を上回ったため、金融当局が成長を鈍化させるために引き締め政策を強めるとの懸念が再燃し、売りが優勢になった。欧州連合(EU)加盟国がロシア産原油に設定する上限価格をバレル当たり60ドルとすることで合意したことも上値を重くした。
・先物1月限は、前日比1.24ドル(1.5%)安の1バレル=79.98ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント2月限は前日比1.31ドル安の85.57ドル。

>>12.1
CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏は「原油は、中国のコロナ政策に関するセンチメントの変化とドル下落、リスク資産上昇という追い風に乗っている」と分析。

【NY金】
◆金相場は反落 
//◆◇◇_◇//◆◇◇◇◆  
・米雇用統計が予想を上回る強い内容となったため、利上げ局面が長引くとの見方が強まり、売りが出た。
・金先物2月限は5.60ドル(0.3%)安の1オンス=1809.60ドル。

>>12.1
UBSグループのストラテジストはリポートで、「米金融当局の政策転換を予想するのは時期尚早だろう。また最近のドル下落は行き過ぎのように思われる」と分析。その上で、「金を追い求めることは推奨しないが、こうしたトレンドが長く続くようであれば、金価格はわれわれの予想を超えて上昇する可能性もある」と記した。

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【欧州株】
◆反落、週間では21年以降最長の連騰
//◆▽◇◇◆//◆◆◇◇◆ 
・2日の欧州株は反落。
・米雇用統計に反応し、米金融政策当局がまだ引き締めを続けていくとの懸念が強まった。
・欧州600指数は0.2%下落。米雇用統計発表後は一時1%下げた。
・この日はエネルギーや公益事業、金利に敏感なテクノロジー銘柄が下げた。不動産や小売株は上昇。

>>12.1
INGのユーロ圏担当シニアエコノミスト、バート・コリジン氏は「他の市場で買い材料となったパウエル氏の講演を欧州市場も材料として取り込んだ。それが現在の株価をけん引した主因だ」との見方を示した。

【欧州債】
◆国債は軒並み下落
//◇◇◇◇◆//▼◇◇◇◆ 
・米雇用統計を手掛かりにドイツ、イタリア債が下落。両国債とも2年債と10年債のイールドカーブは引き続きフラット化した。
・ 短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)による今月の利上げ幅は55ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、前日から2bp上昇。ピーク金利は2.92%に上昇した。雇用統計発表前には一時、2.81%だった。
・英国債も下落。短期金融市場での英利上げ観測は一時5bp上昇。

2日 【日本株】
日経225 27,777.90 -448.18 -1.59%
TOPIX 1,953.98 -32.48 -1.64%
日経平均 ⇒ -◇nr下げ.出来増 ⇒ +◆陰上げ ⇒ ▼逆立ち.20MA割れ
TOPIX  ⇒ -nr下げ.出来増 ⇒ +◆陰上げ ⇒ ▼逆立ち.20MA割れ
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.89 +1.05 +5.57% ⇒ ◇Wr.20dMA突破
日経平均VI 18.84 -0.09 -0.48% ⇒ -nr下げ
日経平均VI 18.93 +0.22 +1.18% ⇒ ◇nr.もみあい
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・米ISM製造業総合景況指数が50割れ、2020年5月以来の活動縮小。
・NY連銀総裁、十分な金利水準到達には一層の利上げ必要-物価抑制で。
・ドル・円相場は1ドル=135円台前半まで円高が進展。
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2日、日本株5日ぶり反発、米利上げ減速期待で電機など高い-円高は重し

・2日の東京株式相場は急反落。
・米供給管理協会(ISM)が発表した11月の製造業総合景況指数が市場予想以上に悪化して景気の先行き懸念が強まった。
・外国為替市場で1ドル=135円台前半の8カ月ぶり円高水準に振れたことも嫌気された。
・景気敏感業種を中心に値下がりし、自動車や電機、精密機器など輸出関連が下落。商社や素材株も安かった。
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セゾン投信の瀬下哲雄
米物価が思ったほど下がらず、経済が先に冷える恐れが出てきた。米利上げが進む中でも楽観的にみていた市場の米景気認識が変化したように感じる。日銀金融緩和の縮小観測も為替と日本株の双方に影響を与えている。

今月に入り為替の動きが急変し、今後の米経済指標次第では円高リスクが強まる。

これから国内企業で円安恩恵によるサプライズ的な業績上振れは期待できなくなる。ドル建てで投資する海外投資家からみると、日本株の割安感も薄れてくるかもしれない。

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【個別銘柄】ヤクルト、JFE、マキタ、三菱自 など

◆ヤクルト 8510 -240大幅続落。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は9500円としている。国内事業の高付加価値化による24年3月期までの利益成長は一旦織り込んだと判断。
過去2年の業績を押し上げた新興国通貨の対円での上昇に一服感が出てきたことも考慮のようだ。今後は、海外現地通貨ベースの業績反転などを見極めたいとしている。

◆JFE 1508 -31大幅反落。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に、目標株価も2000円から1650円に引き下げた。
2年ぶりに鋼材在庫出荷サイクルは陰の局面に入り、今後は国内鋼材価格が調整し、鋼材マージンはやや悪化すると予想している。業界投資判断をIn-LineからCautiousに引き下げており、同社のほか神戸製鋼所の投資判断も格下げしているようだ。

◇マキタ 3265 +100大幅続伸。
投資判断格上げの動きが複数で観測されている。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ、目標株価も3000円から3500円に引き上げ、みずほ証券でも投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を3450円から3850円に引き上げたもよう。
大和証券では、当面は在庫削減が最大の経営課題となるが、今期がボトムと考えられるため、大きく調整してきた株価の反転が期待できると判断しているようだ。

◆三菱自 589 -37大幅続落。
為替市場では一段のドル安・円高が進行しており、円安メリットの大きい同社など自動車関連株の売り材料につながっている。外為市場では1ドル=135円10銭台にまで一時ドル安円高が進行、前日の昨日15時頃に比べて1円20銭ほどドル安円高に振れている。
12月FOMCにおける利上げペース減速観測が強まっているほか、米ISM製造業景気指数が想定以上に低下したことなどもドル安要因となっている。

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12.2動いた株・出来た株
◇マキタ<6586> 3260 +95 大和証券やみずほ証券が投資判断を格上げ。
◇メルカリ<4385> 3040 +61 UBS証券では新規に買い推奨。
◇クルーズ<2138> 1520 +170 高値更新で買い戻し優勢にも。
◆JFE<5411> 1508 -31 外資系証券が投資判断と目標株価を引き下げ。
◆ヤクルト本社<2267> 8510 -240 国内証券が投資判断を引き下げ。
◆BEENOS<3328> 3160 -210 出資先のインドネシア企業が急落。
◆三菱自動車工業<7211> 597 -29 一段のドル安・円高進行が重しに。
◆トヨタ自動車<7203> 1953 -45.5 円高・ドル安で自動車株には売りが優勢。
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