*かぶとうし塾


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2022年12月1日木曜日

◆ドル下落.138円前半  原油.◇陽.Br10dMA .80ドル台 令和4.12(師走).1.Thus

1日 【日本株】
日経225 28,226.08 +257.09 +0.92%
TOPIX 1,986.46 +0.89 +0.04%
日経平均 ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ -◇nr下げ.出来増 ⇒ +◆陰上げ
TOPIX  ⇒ ▼nr下げ.もみあい ⇒ -nr下げ.出来増 ⇒ +◆陰上げ
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.84 -0.09 -0.48% ⇒ -nr下げ
日経平均VI 18.93 +0.22 +1.18% ⇒ ◇nr.もみあい
日経平均VI 18.71 +0.18 +0.97% ⇒ +◆陰上げ.もみあい
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・パウエルFRB議長、12月の利上げ減速を示唆-引き締めは継続。
・11月30日のニューヨーク原油先物は3%高の1バレル=80.55ドル-中国のコロナ規制緩和期待や米在庫統計で。
・ドル・円相場は1ドル=136円台前半まで円高に推移。
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1日、日本株5日ぶり反発、米利上げ減速期待で電機など高い-円高は重し

・1日の東京株式相場は5営業日ぶりに反発。
・米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が12月にも利上げペースを落とす可能性に言及し、景気を冷やす米金融引き締めが減速するとの期待が高まった。
・米国株はさらに買い安心感が広がり、一段高する可能性もある。
・半面、日本株がレンジ相場から大きく上放れする状況はまだ想定しづらい。今後は米利下げをマーケットが織り込むような動きになれば、為替がさらに円高に振れかねない。輸出企業にとっては今年度下期の業績下方修正懸念が上値の重しとなる。
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楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦
米国市場でナスダック総合指数が高く、特にグロース(成長)株の追い風になった。パウエルFRB議長の発言にはややハト派寄りと思われるコメントもあった。

為替が10月末と比べて円高に振れていることもあり、ドル建てのTOPIXは堅調に推移してきた。割安感が薄れているため利益確定売りが出やすい。

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アセットマネジメントOneの淺岡均
米国でハイテク銘柄中心に上昇した流れを日本株も引き継いでいる。これまで値下がりが続いた反動も影響しているだろう。

パウエルFRB議長の発言内容は市場の予想範囲内だったため安心感が広がり、米金利の低下と過度な景気懸念の後退につながった印象。

ただ、TOPIXは節目の2000に近づくと上値が重くなる。一段高には中国の「ゼロコロナ」政策の規制緩和や米利上げの収束する見通しなど別の材料が必要。

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【個別銘柄】東エレク、Sansan など

◇東エレク 46900 +1810大幅続伸。
FRB議長講演を受けて米市場ではグロース株が上昇、SOX指数も5.8%超の大幅高となり、同社など国内半導体関連株への支援材料に。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では同社の投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も45000円から54000円に引き上げた。半導体製造装置需要の谷間入りはおおむね織り込み済み、今後は来年後半以降の回復を織り込む局面と判断。

◇Sansan 1772 +102大幅反発。
同社のほか、マネーフォワード、ラクスなど中小型グロースの代表銘柄が揃って買い優勢の流れに。パウエルFRB議長は前日の講演で、早ければ12月にも金融引き締めペースを落とす可能性が高いことを示唆している。
金融引き締めペース減速の可能性が一段と高まることになり、米国市場はグロース株中心に大幅高、ナスダックは4.4%の上昇となっており、東京市場にも同様の動きが広がっている。

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12.1動いた株・出来た株
◇日本電波工業<6779> 1861 +116 前日には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価引き上げ。
◇Sansan<4443> 1769 +99 FRB議長発言を受けて中小型グロース株に買いが優勢。
◇BEENOS<3328> 3370 +190 グロース株高も支援に三角保合い上放れへ。
◇エーザイ<4523> 9842 +510 一昨日の大幅安が過剰反応として買い戻し優勢の展開続く。
◇マネーフォワード<3994> 5150 +265 中小型グロース代表格の一角として買いが優勢に。
◇東海カーボン<5301> 1093 +46 大和証券では目標株価を引き上げ。
◇東エレク<8035> 46970 +1880 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を格上げ。
◆SOMPO<8630> 5872 -187 米長期金利低下が保険株の売り材料にも。
◆トヨタ<7203> 2001.5 -9 為替市場での円高進行が重しに。
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11.30
NYダウ 34,589.77 +737.24 +2.18%
NASDAQ 11,467.99 +484.21 +4.41%
S&P500 4,080.11 +122.48 +3.09%

NYダウ(INDU)⇒ ◆wr.逆立ち調整 ⇒ ▽nr.もみあい ⇒ ▽反発.Cog  
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆wr.逆立ち調整 ⇒ ◆陰.調整2.Sup20MA ⇒ ▽反発.Br10MA
S&P500(SPX) ⇒ ◆wr.逆立ち調整 ⇒ ◆nr.調整3 ⇒ ▽反発.Br10MA
 
【 SOX指数 】
2,826.85 +156.20 (+5.85%) ⇒ ◆wr.調整2.10MA割れ ⇒ ◆nr.調整3.様子見 ⇒ ▽反発.Br10MA

【 VIX恐怖指数 】
20.58 −1.31 (-5.98%) ⇒ ◇nr.BigUp ⇒ ▲nr.様子見 ⇒▲WR.大幅下げ
-5.98P 大幅下げ.窓埋め( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽反発.Cog ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けて12月会合での利上げ縮小観測が強まり、ハイテク株などに買いが優勢となった。 取引終了にかけて上げ幅を広げ、この日の高値で終えた。

▽反発.Br10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発。
長期金利の低下局面で買われやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が軒並み急伸。
交流サイトのメタプラットフォームズや電気自動車のテスラが大きく上げた。

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//◆▽◆▲▲◇//◇◆◆◆ ドル円 138円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◆◇//◆◆◆◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◇◇◆◇//◆▲◇▽ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▼△▼_▼//_▽△◇ 原油 80ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル下落.138円前半  原油.◇陽.Br10dMA .80ドル台 
12.1
米ドル/円 138.06 138.07
ユーロ/円 143.60 143.66
ユーロ/米ドル 1.0401 1.0405
英ポンド/円 166.36 166.48
豪ドル/円 93.63 93.71
スイスフラン/円 145.91 145.94
原油(WTIC原油先物) 80.55 +2.35 +3.01% ⇒ ▽反発.Lowエリア ⇒ △切返し反発 ⇒ ◇陽.Br10dMA

◆ドルもみあい 円強含み 原油.△切返し反発 .78ドル台  
11.30
米ドル/円 138.59 138.70
ユーロ/円 143.22 143.30
ユーロ/米ドル 1.0330 1.0334
英ポンド/円 165.79 165.86
豪ドル/円 92.69 92.74
スイスフラン/円 145.22 145.31
原油(WTIC原油先物) 78.20 +0.96 +1.24% ⇒ ▲陰.Lowエリア2 ⇒ ▽反発.Lowエリア ⇒ △切返し反発

◆ドルもみあい.138円台  原油.▽反発.Lowエリア .77ドル台 
11.29
米ドル/円 138.86 138.91
ユーロ/円 143.57 143.67
ユーロ/米ドル 1.0339 1.0344
英ポンド/円 165.95 166.08
豪ドル/円 92.34 92.39
スイスフラン/円 146.28 146.34
原油(WTIC原油先物) 77.24 +0.96 +1.26% ⇒ ◆吞込み.Lowエリア ⇒ ▲陰.Lowエリア2 ⇒ ▽反発.Lowエリア

1.パウエル議長は「利上げペースの減速時期は早ければ12月の会合になる」と述べた。金融政策が景気や物価に与える影響の時間差を考慮し、利上げは続けるもののペースは緩めていく考えを示した。最近のFRB高官のタカ派発言を受けて、市場では議長が金融引き締め姿勢を強調するとの警戒感があっただけに株式の買い直しを促した。

2.利上げ減速期待から米長期金利が一時3.6%台前半と前日終値(3.74%)から低下した。長期金利の低下局面で買われやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が軒並み急伸し、ソフトウエアのマイクロソフトや顧客情報管理のセールスフォースが大幅高。

クレジットカードのビザや映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連株も買われた。

3.交流サイトのメタプラットフォームズや電気自動車のテスラが大きく上げた。

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【NY外為】
◆ドルは軟調、138円台後半-中国がコロナ対策調整との観測 
//◇◆▲_◇//◆◆ 
・パウエル議長講演を受けてドルが下落。
・朝方は10月の米求人件数の減少を受けて、ドル指数は0.2%上昇していた。
・円相場は-0.4%、1ドル=138.05円。

11.30
ブルームバーグ・エコノミクスの米国担当チーフエコノミスト、アナ・ウォン氏は「パウエル議長は労働者不足を350万人と推計しており、その大半は早期引退を反映しているため、労働市場に戻ってくる兆候はほぼ見られないと述べた。労働力の増加は予見されていないため、賃金の伸びが沈静化するには、失業率の上昇は不可避のようだという考えをほのめかしている」と解説。

【米国株】
▽大幅反発 
//◆▽◇_◇//▲◆▽ 
・30日の米国株式相場は大幅反発。
・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受けて、幅広い銘柄に買いが入った。
・パウエル議長は早ければ12月にも金融引き締めペースを落とす可能性が高いことを示唆する一方で、インフレ抑制のためにはさらなる利上げが必要だと強調した。
・今回の発言を受けて、12月13-14日の次回FOMC会合で政策金利が50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げられるとの観測が強まる可能性が高い。FOMCは4会合連続で、政策金利を75bp引き上げた。

11.30
インモビリアーレ・クアドロンノのロベルト・バニャート氏は「きょうの上昇はおかしい。パウエル氏はペースを落とすとは言ったが、過去に想定されていたよりも高い水準に金利は上がらなくてはならないと述べた」と指摘。「市場は議長講演の最初の部分だけに耳を貸したいようだ」と続けた。

BNYメロン・ウェルス・マネジメントのアリシア・レビン氏は浅いリセッション(景気後退)でも、S&P500種採用企業は20%の減益となる可能性があると指摘。 「今年は過渡期の一年だ。来年は『さあ、金利は高くなった。実体経済にとってそれは何を意味するのか』という年になる。それはまだ本格的に織り込まれていないと思う」とブルームバーグテレビジョンで述べた。

【米国債】
▽米国債相場は全ての年限で上昇 
//◆▽▽_◇//◇▲▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )
・パウエル議長が来月にも利上げペースを落とす可能性を示唆したことを受けて、中・短期債が買いを集めた。
・米10年債利回り13.7ポイント下げて3.61%。

11.30
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の米マクロ戦略責任者、ジョージ・ゴンキャルベス氏は「パウエル議長は今月のFOMCで述べたようなタカ派のトーンを繰り返すと市場は予想していたため、この日の発言は歓迎された」と指摘。「タカ派のハンマーは振り下ろされなかった」と。
【原油】
▽原油先物相場は大幅続伸 
//▼△▼_▼//▽△▽
・原油先物相場は続伸。
・中国で新型コロナウイルス関連規制がさらに緩和されるとの観測が広がった。この日の米政府統計が記録的な輸出需要と原油在庫の大幅減を示したことも買いを誘った。
・先物1月限は、前日比2.35ドル(3%)高の1バレル=80.55ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.40ドル高の85.43ドル。

11.30
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「中国でコロナ規制が徐々に緩和され、石油輸出国機構(OPEC)が現状方針を維持した場合、あと5-10%の価格上昇もあり得る」と語った。

【NY金】
◇続伸 
//◆◇◇_◇//◆◇◇  
・金スポット価格は続伸。
・パウエルFRB議長発言後のドル急落と米国債相場持ち直しが追い風となった。
・金先物2月限は3.80ドル(0.2%)安い1759.90ドル。

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【欧州株】
◇上昇
//◆▽◇◇◆//◆◆◇ 
・30日の欧州株は上昇。ユーロ圏のインフレ減速が好感された。
・中国の新型コロナウイルス対策のスタンスが軟化する兆しや利上げのピーク水準が注目された。
・ストックス欧州600指数は0.6%上昇。この日は一般消費財銘柄が上昇した一方で、化学、不動産株は下落した

>>11.28
イマンティア・カピタルの株式ファンドマネジャー、ハイメ・エスペホ氏は「この日は中国が主な材料だった。同国のあらゆる政治不安の動きは市場にとって不透明感や懸念の源になる」と述べた。

【欧州債】
◇ドイツ債は2年と10年の逆イールド拡大
//◇◇◇◇◆//▼◇◇ 
・欧州債市場では、ドイツ債の2年物と10年物の逆イールドが拡大。
・短期金融市場が見込む欧州中央銀行(ECB)の利上げ見通しは前日から変わらず。来月の利上げ幅は56ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)が織り込まれ、来年7月までに2.95%でピーク金利に達するとみられている。
・英国債の利回り曲線は逆イールドがやや縮小。週内にはイングランド銀行(英中央銀行)の保有国債売却や新発30年債入札の予定が続く。

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