*かぶとうし塾


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2022年11月15日火曜日

▽ドル反発.139円後半 原油.◆拍子木.大幅調整.Sup50MA.85ドル台 令和4.11.15.Tue

15日 【日本株】
日経225 27,990.17 +26.70 +0.10%
TOPIX 1,964.22 +7.32 +0.37%
日経平均 ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆拍子木.調整に ⇒ ◇nr.Sup10MA
TOPIX  ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆切下げ.調整に ⇒ ◇陽.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.87 -1.00 -5.03% ⇒ ◆wr.Lowエリア
日経平均VI 19.87 -0.44 -2.17% ⇒ ◆nr.はらみ
日経平均VI  20.31 -1.40 -6.45% ⇒ -◇陽下げ.BigDn
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・レイナード副議長、「近く」利上げペース減速する可能性に言及。
・中国株、香港市場で上昇続く-米中の緊張緩和に期待。
・GDP年率1.2%減、消費鈍化や輸入増で4期ぶりマイナス-7~9月。
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15日、日本株は反発、米利上げ鈍化や中国政策を期待-電機や素材、銀行高い

・15日の東京株式相場は反発。
・米利上げペースの減速や中国のゼロコロナ政策の修正を期待した買いが海外景気敏感業種に向かった。
・米国株先物や中国株が堅調に推移する中で、電機や自動車株が値上がりし、鉄鋼や非鉄金属などの素材株、海運株に買いが入った。
・メガバンク中心に銀行株の上げも目立った。純利益計画の上方修正と自社株買いを発表した三井住友フィナンシャルグループの株価は急反発。
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アイザワ証券投資顧問部の三井郁男
米インフレのピークアウトの兆しが出て、金利がとめどもなく上がるリスクが後退。金利上昇に伴い株価収益率(PER)の拡張がこれまで抑制されてきた日本株は年内上昇が続く可能性がある。

思ったほど悪くない企業業績の方向性に沿った株価形成になりやすい。メガバンク株の上げは、業績がコンセンサスの範囲で下振れはしなかったのが背景。

中国からゼロコロナ政策の変更を行うような発言が複数出ており、少し規制を緩める観測が浮上している。日本の製造業のネックになっていた部品不足・半導体不足が解消するプラス要素が期待できる。

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アセットマネジメントOneの淺岡均
先週末の日経平均が大幅に上昇して2万8000円台に回復したため、きょうは利益確定目的の売りが出ている。外国為替が円高に振れていることもそれなりに影響している。

米利上げ減速観測が出ても、景気動向への懸念はくすぶっている。国内企業の決算内容も先行きに対する不安を拭い去るほど好調ではない。

中国のゼロコロナ政策は当局が大幅な規制緩和を否定したため、まだ楽観的にはなりづらい。政策緩和観測が出たり消えたりする中で、日本の製造業やインバウンド銘柄にとって将来の見通しは立ちにくい。

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【個別銘柄】電通グループ 、 リクルートHD、三井住友 など

◆電通グループ 4415 -280大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は247億円で前年同期比80.6%減となり、市場予想を100億円強下回ったとみられる。
第3四半期累計営業利益は915億円で同56.8%減益だが、一時的な要因を排除した調整後営業利益は、累計で1304億円、同1.1%減の水準である。新規連結化効果などで売上高、売上総利益が拡大する形になっている。

◆リクルートHD 4573 -327大幅反落。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1086億円で前年同期比8.1%減、市場予想を30億円程度下振れている。売上高は大幅増収となったものの、人件費の大幅な増加などが響いたもよう。
また、注目度の高いHRテクノロジー事業は7-9月期に大幅増収となっているが、会社側では第3四半期以降の減速懸念を示しているもようで、懸念材料視されているようだ。

◇三井住友 4468 +179大幅反発。
前日に上半期決算を発表、純利益は5254億円で前年同期比15.2%増となり、通期予想は従来の7300億円から7700億円に上方修正。
また、業績上振れに伴い、年間配当金を従来計画の220円から230円に増額。前期比20円の増配となる。さらに、発行済み株式数の4.4%に当たる6100万株、2000億円を上限とする自社株買いも発表。

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11.15動いた株・出来た株
◇三菱UFJ<8306> 720.8 +17.5 決算想定線で自社株買いを発表。
◇三井住友<8316> 4470 +181 業績上振れや株主還元の強化を高評価。
◇レーザーテック<6920> 28710 +1300 ショートカバー優勢で一段高の格好か。
◆リクルートHD<6098> 4496 -404 7-9月期業績は市場予想をやや下振れ。
◆東邦チタニウム<5727> 2752 -207 前日の長い上ヒゲを意識も。
◆電通グループ<4324> 4390 -305 7-9月期営業利益は市場コンセンサス下振れ。
◆エアトリ<6191> 2341 -156 今期の最終大幅減益見通しを嫌気。
◆ダブル・スコープ<6619> 1891 -67 前日に大きく上昇で戻り売り優勢。
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11.14
NYダウ(INDU)33,536.70 -211.16 -0.63%
NASDAQ(COMPQ) 11,196.22 -127.11 -1.12%
S&P500(SPX) 3,957.25 -35.68 -0.89%

NYダウ   ⇒ ◇逆立ち.Highエリア ⇒ +▼nr.Highもみあい ⇒ ▲陰.調整.Highエリア
NASDAQ ⇒ ◇逆立ち.10/20MA突破 ⇒ ◇陽.wk逆立ち ⇒ ◆はらみ.調整に
S&P500 ⇒ ◇逆立ち.10/50MA突破 ⇒ ◇トリプル浮上 ⇒ ▲切下げ.調整に.Highエリア
 
【 SOX指数 】
2,728.05 −26.84 (0.97%) ⇒ ▽逆立ち.50MA+反発 ⇒ ◇トリプル.far窓埋め ⇒ ▲nr.調整に.Highエリア

【 VIX恐怖指数 】
23.73 +1.21 (+5.37%) ⇒ ◆呑込み.逆立ち下げ ⇒◆切下げ.Lowエリア ⇒ +▼nr.反発戻し
+5.37P 大幅に上げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▲陰.調整.Highエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。
直近の2営業日で大幅に上昇した後で、目先の利益を確定する売りが優勢だった。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒が和らぎ、上昇する場面があったが、買いは続かなかった。

◆はらみ.調整に ⇒ ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落。
ネット通販のアマゾン・ドット・コム、電気自動車のテスラの下げが目立った。

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//◇◆◆◇▲▲//◆▽ ドル円 139円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆▲◆//◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◆◆◆◆//◇◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◆◆◇▽//_▲ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発.139円後半 原油.◆拍子木.大幅調整.Sup50MA.85ドル台 
11.15
米ドル/円 139.85 139.95
ユーロ/円 144.48 144.58
ユーロ/米ドル 1.0329 1.0333
英ポンド/円 164.37 164.46
豪ドル/円 93.73 93.79
スイスフラン/円 148.29 148.38
原油(WTIC原油先物) 85.87 -3.09 -3.47%⇒ ◇はらみ下.様子見 ⇒ ◇反発.20dMA再突破 ⇒ ◆拍子木.大幅調整.Sup50MA

週明け ◆ドルもみあい.138円半ば  原油.◇反発.20dMA再突破 .88ドル台  
11.14
米ドル/円 138.62 138.71
ユーロ/円 143.74 143.82
ユーロ/米ドル 1.0335 1.0344
英ポンド/円 164.02 164.15
豪ドル/円 93.12 93.22
スイスフラン/円 147.48 147.77
11/12)原油(WTIC原油先物) 88.96 +2.49 +2.88%⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ ⇒ ◇はらみ下.様子見 ⇒ ◇反発.20dMA再突破

▲ドル大幅下落.138円半ば  原油.◇反発.20dMA再突破 .88ドル台  
11.12
米ドル/円 138.75 138.85
ユーロ/円 143.68 143.76
ユーロ/米ドル 1.0344 1.0348
英ポンド/円 164.26 164.35
豪ドル/円 93.02 93.06
スイスフラン/円 147.32 147.41
原油(WTIC原油先物) 88.96 +2.49 +2.88%⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ ⇒ ◇はらみ下.様子見 ⇒ ◇反発.20dMA再突破

1.前週発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回り、インフレがピークアウトしたとの観測からダウ平均は10~11日に1200ドルあまり上がっていた。14日は短期的な利益を確定したい投資家の売りが優勢だった。

FRBのブレイナード副議長が14日、「おそらく利上げペースを減速するのが間もなく適切になる」と述べた。金利上昇の余地が限られるとの見方から、株買いにつながった。ダウ平均は一時、200ドル超上昇した。

2.15日に決算発表を控える小売りのウォルマートとホームセンターのホーム・デポの下げが大きかった。化学のダウやソフトウエアのマイクロソフト、航空機のボーイングが下落した。

製薬のメルク、保険のトラベラーズといったディフェンシブ株の一角は買われた。

3.ネット通販のアマゾン・ドット・コム、電気自動車のテスラの下げが目立った。

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【NY外為】
◇ドル上昇、ブレイナード副議長の発言で伸び悩む 
//◆◆▽▲▲//◇ 
・ドルが伸び悩む展開。ブレイナードFRB副議長が恐らく利上げペース減速への移行が近く適切になると話したことに反応。
・米国債利回りの上昇を背景に円は下げた。
・ドルは対円で0.7%高の139円83銭。
・ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.0329ドル。

11.14
ジェフリーズのストラテジスト、ブラッド・ベクテル氏は14日付のリポートで、「米国は他の主要10カ国の中銀に比べてどこよりも先を行き、主要10カ国の中でターミナルレートはどこよりも高く、どこよりも速いペースで到達するだろう。そのため、ドルは引き続き下支えられるはずだ」と記述。

【米国株】
◆米国株は反落、FRB当局者が利上げ継続を表明 
//◇◇▲▽◇//◆ 
・14日の米株式相場は反落。もみ合う場面が目立ったが、終盤に売りが優勢になった。
・連邦準備制度理事会(FRB)当局者2人がインフレ率を目標の2%に向けて押し下げるまで金融引き締め姿勢を維持する決意を強調。
・先週発表の10月の米消費者物価指数(CPI)を受けた市場の高揚感は、ウォラーFRB理事のタカ派発言で吹き飛んだ格好となった。

11.14
ブレイナードFRB副議長はブルームバーグのワシントン支局で行われたイベントで「恐らく利上げペース減速への移行が近く適切になるだろう」と発言。これがセンチメント改善に若干寄与した。ただ、「われわれは多くのことを行ってきたが、追加でしなければならないことがある」とも強調した。

ハーバー・キャピタル・アドバイザーズの運用担当者、ジェイク・シュレマイヤー氏は「ブレイナード氏の発言は今後の行方を巡る不透明感とFOMCのデータ依存状態を浮き彫りにしていると思う。当局は利上げペースの鈍化が抑制的な政策の弱まりと誤解されることを望んでいない」と話した。

S&P500種株価指数が週間で6月以来の大幅高となった前週の上昇について、ベアリングスのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クリストファー・スマート氏は持続不可能なようだと指摘。「悪いニュースは経済状況が依然としてかなり不透明なことで、今後数カ月のデータは恐らく複雑で相反する内容になる可能性の方が高いだろう。低下のペースは一様ではないはずだ。さらに、インフレ率が金融当局の目標である2%に低下するまでの道のりはまだ長い。そのため、政策の本当の転換点が近いとの市場の幻想を金融当局者は相次いで打ち消そうとしている」と述べた。

【米国債】
◆米国債、下落-10年債利回りは3.87% 
//◆▽▽▽▽_//◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )

・米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.87%。

【原油】
▲NY原油は大幅反落、中国の需要懸念とドル高で 
//◆◆◆◇▽//▲
・原油先物相場は3営業日ぶりに下落。
・中国の需要を巡る懸念が強まったほか、ドル上昇で地合いが悪化した。
・WTI先物12月限は、3.09ドル(3.5%)安の1バレル=85.87ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.85ドル安の93.14ドル。

11.14
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「短期的な需要見通しが大幅に悪化していることに、原油相場は足を引っ張られた」と指摘。「中国の新型コロナウイルスを巡る状況が改善していないほか、米経済は急速に軟化しているようだ」と語った。

【NY金】
◇NY金は3日続伸、ドル伸び悩みで上げに転じる 
//◆◇◆▽◇//◇  
・金相場は3営業日続伸。
・ウォーラーFRB理事の発言を受けてドルが上昇したため、売りが先行したものの、ドルが伸び悩むと金は上げに転じた。
・金先物12月限は7.5ドル(0.4%)高の1オンス=1776.90ドル。

>>>11.11
ロムコ・グループのトレーディング責任者、キース・ウィルディー氏は「需給面で言えば、中国の経済再開が進むほど、世界の成長予想へのプラスの効果は大きくなる」と指摘。「歴史的に中国はデフレ圧力を輸出してきた。世界経済にデフレの力が戻ってきたら、商品価格と資産市場全般へのプラスの影響は短期的にかなり顕著になる可能性がある」と述べた。

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【欧州株】
◇上昇、中銀や中国のコロナ対策を意識
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・14日の欧州株は上昇。
・投資家は中国が計画する新型コロナウイルス対策の緩和や米中の緊張緩和と、タカ派的な中央銀行がもたらすリスクを付き合わせて検討。
・欧州600指数は0.1%上昇。パーソナルケア関連銘柄やテクノロジー、小売株が上げを主導。
・一時0.8%高まで買い進まれていた同株価指数は、ニューヨーク連銀がまとめた調査でインフレ期待の高まりが示されると上げ幅を縮小した。ドイツのDAX指数は0.6%上昇し、強気相場入りに迫った。

>>11.10
JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバルマーケットストラテジスト、マイク・ベル氏は「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長や株式市場は、インフレがようやく落ち着きつつあり、予想を下回る水準へ低下したことに胸をなでおろすだろう」と述べた。

【欧州債】
◇独2年債上昇
//◆◇◇◇◆//◇ 
・欧州債市場ではドイツ2年債が上昇。欧州中央銀行(ECB)のパネッタ理事が積極的な引き締めは望ましくないとの見解を示すと、薄商いの中で償還期限が長めの国債をアウトパフォームした。
・短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測は総じて変わらず。ピーク金利は来年7月までに3.02%と予想されている。

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