15日 【日本株】
日経225 27,990.17 +26.70 +0.10%
TOPIX 1,964.22 +7.32 +0.37%
日経平均 ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆拍子木.調整に ⇒ ◇nr.Sup10MA
TOPIX ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆切下げ.調整に ⇒ ◇陽.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.87 -1.00 -5.03% ⇒ ◆wr.Lowエリア
日経平均VI 19.87 -0.44 -2.17% ⇒ ◆nr.はらみ
日経平均VI 20.31 -1.40 -6.45% ⇒ -◇陽下げ.BigDn
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・レイナード副議長、「近く」利上げペース減速する可能性に言及。
・中国株、香港市場で上昇続く-米中の緊張緩和に期待。
・GDP年率1.2%減、消費鈍化や輸入増で4期ぶりマイナス-7~9月。
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15日、日本株は反発、米利上げ鈍化や中国政策を期待-電機や素材、銀行高い
・15日の東京株式相場は反発。
・米利上げペースの減速や中国のゼロコロナ政策の修正を期待した買いが海外景気敏感業種に向かった。
・米国株先物や中国株が堅調に推移する中で、電機や自動車株が値上がりし、鉄鋼や非鉄金属などの素材株、海運株に買いが入った。
・メガバンク中心に銀行株の上げも目立った。純利益計画の上方修正と自社株買いを発表した三井住友フィナンシャルグループの株価は急反発。
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アイザワ証券投資顧問部の三井郁男
米インフレのピークアウトの兆しが出て、金利がとめどもなく上がるリスクが後退。金利上昇に伴い株価収益率(PER)の拡張がこれまで抑制されてきた日本株は年内上昇が続く可能性がある。
思ったほど悪くない企業業績の方向性に沿った株価形成になりやすい。メガバンク株の上げは、業績がコンセンサスの範囲で下振れはしなかったのが背景。
中国からゼロコロナ政策の変更を行うような発言が複数出ており、少し規制を緩める観測が浮上している。日本の製造業のネックになっていた部品不足・半導体不足が解消するプラス要素が期待できる。
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アセットマネジメントOneの淺岡均
先週末の日経平均が大幅に上昇して2万8000円台に回復したため、きょうは利益確定目的の売りが出ている。外国為替が円高に振れていることもそれなりに影響している。
米利上げ減速観測が出ても、景気動向への懸念はくすぶっている。国内企業の決算内容も先行きに対する不安を拭い去るほど好調ではない。
中国のゼロコロナ政策は当局が大幅な規制緩和を否定したため、まだ楽観的にはなりづらい。政策緩和観測が出たり消えたりする中で、日本の製造業やインバウンド銘柄にとって将来の見通しは立ちにくい。
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【個別銘柄】電通グループ 、 リクルートHD、三井住友 など
◆電通グループ 4415 -280大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は247億円で前年同期比80.6%減となり、市場予想を100億円強下回ったとみられる。
第3四半期累計営業利益は915億円で同56.8%減益だが、一時的な要因を排除した調整後営業利益は、累計で1304億円、同1.1%減の水準である。新規連結化効果などで売上高、売上総利益が拡大する形になっている。
◆リクルートHD 4573 -327大幅反落。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1086億円で前年同期比8.1%減、市場予想を30億円程度下振れている。売上高は大幅増収となったものの、人件費の大幅な増加などが響いたもよう。
また、注目度の高いHRテクノロジー事業は7-9月期に大幅増収となっているが、会社側では第3四半期以降の減速懸念を示しているもようで、懸念材料視されているようだ。
◇三井住友 4468 +179大幅反発。
前日に上半期決算を発表、純利益は5254億円で前年同期比15.2%増となり、通期予想は従来の7300億円から7700億円に上方修正。
また、業績上振れに伴い、年間配当金を従来計画の220円から230円に増額。前期比20円の増配となる。さらに、発行済み株式数の4.4%に当たる6100万株、2000億円を上限とする自社株買いも発表。
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11.15動いた株・出来た株
◇三菱UFJ<8306> 720.8 +17.5 決算想定線で自社株買いを発表。
◇三井住友<8316> 4470 +181 業績上振れや株主還元の強化を高評価。
◇レーザーテック<6920> 28710 +1300 ショートカバー優勢で一段高の格好か。
◆リクルートHD<6098> 4496 -404 7-9月期業績は市場予想をやや下振れ。
◆東邦チタニウム<5727> 2752 -207 前日の長い上ヒゲを意識も。
◆電通グループ<4324> 4390 -305 7-9月期営業利益は市場コンセンサス下振れ。
◆エアトリ<6191> 2341 -156 今期の最終大幅減益見通しを嫌気。
◆ダブル・スコープ<6619> 1891 -67 前日に大きく上昇で戻り売り優勢。
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日経225 27,990.17 +26.70 +0.10%
TOPIX 1,964.22 +7.32 +0.37%
日経平均 ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆拍子木.調整に ⇒ ◇nr.Sup10MA
TOPIX ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆切下げ.調整に ⇒ ◇陽.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.87 -1.00 -5.03% ⇒ ◆wr.Lowエリア
日経平均VI 19.87 -0.44 -2.17% ⇒ ◆nr.はらみ
日経平均VI 20.31 -1.40 -6.45% ⇒ -◇陽下げ.BigDn
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・レイナード副議長、「近く」利上げペース減速する可能性に言及。
・中国株、香港市場で上昇続く-米中の緊張緩和に期待。
・GDP年率1.2%減、消費鈍化や輸入増で4期ぶりマイナス-7~9月。
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15日、日本株は反発、米利上げ鈍化や中国政策を期待-電機や素材、銀行高い
・15日の東京株式相場は反発。
・米利上げペースの減速や中国のゼロコロナ政策の修正を期待した買いが海外景気敏感業種に向かった。
・米国株先物や中国株が堅調に推移する中で、電機や自動車株が値上がりし、鉄鋼や非鉄金属などの素材株、海運株に買いが入った。
・メガバンク中心に銀行株の上げも目立った。純利益計画の上方修正と自社株買いを発表した三井住友フィナンシャルグループの株価は急反発。
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アイザワ証券投資顧問部の三井郁男
米インフレのピークアウトの兆しが出て、金利がとめどもなく上がるリスクが後退。金利上昇に伴い株価収益率(PER)の拡張がこれまで抑制されてきた日本株は年内上昇が続く可能性がある。
思ったほど悪くない企業業績の方向性に沿った株価形成になりやすい。メガバンク株の上げは、業績がコンセンサスの範囲で下振れはしなかったのが背景。
中国からゼロコロナ政策の変更を行うような発言が複数出ており、少し規制を緩める観測が浮上している。日本の製造業のネックになっていた部品不足・半導体不足が解消するプラス要素が期待できる。
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アセットマネジメントOneの淺岡均
先週末の日経平均が大幅に上昇して2万8000円台に回復したため、きょうは利益確定目的の売りが出ている。外国為替が円高に振れていることもそれなりに影響している。
米利上げ減速観測が出ても、景気動向への懸念はくすぶっている。国内企業の決算内容も先行きに対する不安を拭い去るほど好調ではない。
中国のゼロコロナ政策は当局が大幅な規制緩和を否定したため、まだ楽観的にはなりづらい。政策緩和観測が出たり消えたりする中で、日本の製造業やインバウンド銘柄にとって将来の見通しは立ちにくい。
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【個別銘柄】電通グループ 、 リクルートHD、三井住友 など
◆電通グループ 4415 -280大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は247億円で前年同期比80.6%減となり、市場予想を100億円強下回ったとみられる。
第3四半期累計営業利益は915億円で同56.8%減益だが、一時的な要因を排除した調整後営業利益は、累計で1304億円、同1.1%減の水準である。新規連結化効果などで売上高、売上総利益が拡大する形になっている。
◆リクルートHD 4573 -327大幅反落。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1086億円で前年同期比8.1%減、市場予想を30億円程度下振れている。売上高は大幅増収となったものの、人件費の大幅な増加などが響いたもよう。
また、注目度の高いHRテクノロジー事業は7-9月期に大幅増収となっているが、会社側では第3四半期以降の減速懸念を示しているもようで、懸念材料視されているようだ。
◇三井住友 4468 +179大幅反発。
前日に上半期決算を発表、純利益は5254億円で前年同期比15.2%増となり、通期予想は従来の7300億円から7700億円に上方修正。
また、業績上振れに伴い、年間配当金を従来計画の220円から230円に増額。前期比20円の増配となる。さらに、発行済み株式数の4.4%に当たる6100万株、2000億円を上限とする自社株買いも発表。
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11.15動いた株・出来た株
◇三菱UFJ<8306> 720.8 +17.5 決算想定線で自社株買いを発表。
◇三井住友<8316> 4470 +181 業績上振れや株主還元の強化を高評価。
◇レーザーテック<6920> 28710 +1300 ショートカバー優勢で一段高の格好か。
◆リクルートHD<6098> 4496 -404 7-9月期業績は市場予想をやや下振れ。
◆東邦チタニウム<5727> 2752 -207 前日の長い上ヒゲを意識も。
◆電通グループ<4324> 4390 -305 7-9月期営業利益は市場コンセンサス下振れ。
◆エアトリ<6191> 2341 -156 今期の最終大幅減益見通しを嫌気。
◆ダブル・スコープ<6619> 1891 -67 前日に大きく上昇で戻り売り優勢。
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