*かぶとうし塾


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2022年11月17日木曜日

◇ドルもみあい.139円半ば  原油.◆陰.調整.Sup50MA .85ドル台 令和4.11.17.Thus

17日 【日本株】
日経225 27,930.57 -97.73 -0.35%
TOPIX 1,966.28 +2.99 +0.15%
日経平均 ⇒ ◇nr.Sup10MA ⇒ ▽nr.よこばい ⇒ ◆nr.もみあい調整に
TOPIX  ⇒ ◇陽.もみあい ⇒ ▼nr.よこばい ⇒ ◇nr.もみあい調整に 
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.50 -0.66 -3.44% ⇒ ◆逆立ち.Lowエリア
日経平均VI  19.16 +0.29 +1.54% ⇒ +◆陰上げ.もみあい
日経平均VI 18.87 -1.00 -5.03% ⇒ ◆wr.Lowエリア
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・10月の訪日外客数は49万8600人、前月比2.4倍。
・マイクロン、2023年の市場見通し悪化を理由に20%減産へ。
・米小売売上高、8カ月ぶり大幅増-利上げペース減速の議論複雑に。
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17日、TOPIX反発、陸運などインバウンド関連に買い-半導体関連は安い

・17日の東京株式市場でTOPIXは反発。
・10月の訪日外国人客が前月に比べ2倍以上に増え、陸運や空運、小売りといったインバウンド関連銘柄に買いが入った。
・不動産や食料品株も高かった。半面、日経平均株価は反落。
・米メモリーチップ大手のマイクロン・テクノロジーが減産方針を示し、半導体関連銘柄は値を下げた。
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セゾン投信の瀬下哲雄
空運や陸運、サービス株には訪日外国人数が徐々に回復していることを好感した買いが入った。インバウンドに明るい兆しが見えてきている。円安効果で、中国からの観光客がいなくても米国を中心とした需要に期待できるだろう。

素材株には景気の先行きを懸念した売りが出た。米小売売上高や連銀総裁の発言から米金融引き締めが続くことが意識された。先週発表の米消費者物価指数(CPI)を受けて利上げ圧力が弱まったとの見方が広がったものの、最終的に利上げを続けないといけない状況は変わっていない。

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アセットマネジメントOneの荻原健
半導体は調整局面がしばらく続くだろう。携帯電話やパソコンなどの需要が中国を中心に鈍化しており、回復に時間がかかる。

ポーランドにミサイルが着弾した件で事態が悪化すれば、懸念材料になったが大丈夫そうなので様子見に入ったという印。

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【個別銘柄】富士通 、レーザーテック、日揮HD、エアトリ など

◇富士通 18555 +415大幅続伸。
SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も19400円から22400円に引き上げた。
部材不足解消により、堅調な国内ITサービス需要を享受できる可能性が高く、ノンコア事業の再編加速、自己株式取得開始なども短中期でのサポート材料と考えている。ノンコア事業の再編が進展すれば、来期から再来期にかけ、自己株式取得は年2000億円規模の実施が可能になるともみている。

◆レーザーテック 26400 -2435大幅続落。
本日は半導体関連が全般軟調な動きになっている。米マイクロンでは、来年の市場見通しが弱くなったとし、DRAMとNANDのウエハーを6-8月期比で約20%減産する方針と発表している。
設備投資の追加削減も検討しているようだ。これを受けて、マイクロン株は前日に6.7%の下落となり、他の半導体株にも売りが波及、SOX指数は4.3%の下落となっている。

◇日揮HD 1880 +87大幅続伸。
シェールガス由来のエチレン製造プラントを米シェブロン・フィリップスとカタール国営石油会社との合弁会社から受注したと伝わった。年産200万トンと世界最大級の案件となり、米キウイットとの共同受注で、同社の受注額は1000億円超とみられているもよう。
北米でエチレン製造プラントを受注するのは2件目となり、プラントの完成は2026年頃となるもよう。業績インパクトを期待する動きが優勢。

◇エアトリ 2556 +191大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」、目標株価3400円で新規カバレッジを開始している。コロナ禍前以上の利益水準、および中長期での利益成長が見込める数少ないリオープニング銘柄と評価。
全国旅行支援の恩恵享受や海外旅行の段階的な回復に伴う着実な業績改善を見込むとし、24年9月期営業利益は42億円に拡大と予想。株価はこうした着実な利益成長を織り込み切れていないと判断。

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11.17動いた株・出来た株
◇エアトリ<6191> 2547 +182 ゴールドマン・サックス証券が新規に買い推奨。
◇日揮HD<1963> 1887 +94 世界最大級のエチレンプラントを受注。
◇高島屋<8233> 1701 +81 訪日外客数発表でインバウンド関連に関心が向かう。
◇三越伊勢丹<3099> 1229 +58 本日は大手百貨店株で強い動き目立つ。
◇パーク24<4666> 2003 +86 10月の月次評価の動きが継続へ。
◆レーザーテック<6920> 26540 -2295 マイクロンの減産方針受けて半導体株が全般軟化。
◆アドバンテスト<6857> 8870 -360 マイクロンショックで半導体製造装置大手が安い。
◆東エレク<8035> 44870 -1530 米半導体関連株安の流れが波及。
◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 3850 -160 非鉄市況の下落など売り材料視。
◆東邦チタニウム<5727> 2705 -110 大阪チタと同様に売り集まる格好へ。
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11.16
NYダウ 33,553.83 -39.09 -0.12%
NASDAQ 11,183.65 -174.75 -1.54%
S&P500 3,958.79 -32.94 -0.83%

NYダウ(INDU)⇒ ▲陰.調整.Highエリア ⇒ +◆陰.もみあい.Highエリア ⇒ ▲nr.よこばい調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆はらみ.調整に ⇒ +▼陰上げ.高値もみあい ⇒ ◆陰.2gap調整
S&P500(SPX) ⇒ ◇トリプル浮上 ⇒ ▲切下げ.調整に.Highエリア ⇒ +▼nr.高値もみあい
 
【 SOX指数 】
2,690.81 −119.80 (-4.26%) ⇒ ▲nr.調整に.Highエリア ⇒ +▼nr.BigUp.もみあい ⇒ ◆wr.2gap調整へ

【 VIX恐怖指数 】
24.11 −0.43 (-1.75%) ⇒ +▼nr.反発戻し ⇒ ◇トリプル浮上.10dMA突破 ⇒◆nr.はらみ調整
+5.37P 大幅に上げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▲nr.よこばい調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は小反落。
小売り大手のターゲットの低調な業績見通しを受け、消費減速の懸念が強まった。半面、業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株が買われ、ダウ平均を下支えした。

◆陰.2gap調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
半導体関連株の下げが目立った。マイクロン・テクノロジーが生産削減計画を発表し、7%下げた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど他の半導体株に売りが波及。

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//◇◆◆◇▲▲//◆▽◆◇ ドル円 139円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆▲◆//◇◇◆◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◆◆◆◆//◇◇◇◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◆◆◇▽//_▲◇◆ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい.139円半ば  原油.◆陰.調整.Sup50MA .85ドル台  
11.17
米ドル/円 139.46 139.53
ユーロ/円 144.93 145.00
ユーロ/米ドル 1.0391 1.0395
英ポンド/円 166.18 166.27
豪ドル/円 93.91 93.95
スイスフラン/円 147.61 147.70
原油(WTIC原油先物) 85.59 -1.33 -1.53% ⇒ ◆拍子木.大幅調整.Sup50MA ⇒ ◇反発.20dMAもみあい ⇒ ◆陰.調整.Sup50MA

◆ドル下落.139円前半  原油.◇反発.20dMAもみあい .86ドル台  
11.16
米ドル/円 139.26 139.33
ユーロ/円 144.11 144.17
ユーロ/米ドル 1.0346 1.0348
英ポンド/円 165.14 165.29
豪ドル/円 94.12 94.21
スイスフラン/円 147.58 147.66
原油(WTIC原油先物) 86.92 +1.05 +1.22%⇒ ◇反発.20dMA再突破 ⇒ ◆拍子木.大幅調整.Sup50MA ⇒ ◇反発.20dMAもみあい

▽ドル反発.139円後半 原油.◆拍子木.大幅調整.Sup50MA.85ドル台 
11.15
米ドル/円 139.85 139.95
ユーロ/円 144.48 144.58
ユーロ/米ドル 1.0329 1.0333
英ポンド/円 164.37 164.46
豪ドル/円 93.73 93.79
スイスフラン/円 148.29 148.38
原油(WTIC原油先物) 85.87 -3.09 -3.47%⇒ ◇はらみ下.様子見 ⇒ ◇反発.20dMA再突破 ⇒ ◆拍子木.大幅調整.Sup50MA

1.ダウ平均の構成銘柄ではないが、ターゲットは13%安で終えた。2022年8~10月期決算に併せ、22年11月~23年1月期の業績見通しの下方修正を発表した。全米展開する大手チェーンだけに「年末商戦の消費への懸念を誘った」(Bライリーのアート・ホーガン氏)。

2.ディフェンシブ株は買われ、指数を下支えした。外食のマクドナルドや医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が高い。

景気懸念を背景に16日は利益確定売りに押され、顧客情報管理のセールスフォースが4%安で終え、スマートフォンのアップルも反落。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキなど消費関連株に売りが波及した。

3.半導体関連株の下げが目立った。マイクロン・テクノロジーが生産削減計画を発表し、7%下げた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど他の半導体株に売りが波及。

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【NY外為】
◇ドル指数はほぼ変わらず、ドルは対円で小幅高 
//◆◆▽▲▲//◇◆◇ 
・ドル指数はほぼ変わらず。米小売売上高や米金融当局者の発言が意識された。
・ユーロとポンドが堅調だった一方、原材料価格の下落を背景に資源国通貨は軟調。
・ドルは対円で0.1%高の139円47銭。
・ユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.0393ドル。

11.16
スペクトラFXソリューションズのブレント・ドネリー氏は16日付のリポートで、「CPIの発表後、潮の変わり目にあるが、200日移動平均を超えるまでは分からない。対ドルのユーロ相場で1.0420ドル、S&P500種で4071を超えれば、両方とも弱気トレンドから離れ、ドル安と金利低下、2022年に支配的だったトレンドの終わりに向けた潮目となる可能性がかなり高まる」と話した。

【米国株】
◆米株反落、小売売上高とFRB高官発言で利上げ停止観測が後退 
//◇◇▲▽◇//◆◇◆ 
・16日の米株式相場は反落。
・強い小売売上高と米金融当局者の発言を受けて、引き締め局面の終わりが近いとの思惑が後退し、売りが優勢になった。10月の米小売売上高は市場予想以上に増え、伸びが8カ月ぶりの大きさとなり、景気が追加利上げにも耐え得ることを示唆した。
・ディスカウントチェーン大手ターゲットの決算が失望を誘う内容となったことも地合い悪化につながった。ターゲット株が急落、業績予想を下方修正-消費者が支出切り詰め。

11.16
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、金融当局は利上げを進めるに当たり、あくまで経済目標に集中し、金融安定性リスクをも考慮に入れることは避けるべきだとの見解を示した。
サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は利上げの「一時停止は現在のところ選択肢にはない」と述べた。

アスピリアントのマネジングディレクター、サンディ・ブレイガー氏は電話インタビューで、「市場はニュースを把握しようとしているが、良いニュースにしろ悪いニュースにしろ過剰反応する傾向がある」と指摘。「2023年にかけて株価が下降基調に入る可能性がなお高い局面にある」と述べた。

JPモルガン・アセット・マネジメントの市場戦略・オルタナティブ債券責任者、オクサナ・アロノフ氏はブルームバーグテレビジョンで、強い内容となった小売売上高について、米金融当局に積極的な政策を進める余地をさらに与えるものだと発言。ここ数週間の経済指標は強弱まちまちで、金融当局の責務を複雑にしていると語った。

【米国債】
▽米国債は続伸、10年債利回りは3.69%に低下 
//◆▽▽▽▽_//◆▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・米10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.69%。

【原油】
◆NY原油は反落、パイプライン再開や地政学的な緊張緩和で 
//◆◆◆◇▽//▲◇◆
・原油先物相場は反落。
・ロシア産原油を欧州に運ぶパイプラインの操業が再開されたため、需要を巡る懸念に注目が集まり、売りが優勢になった。ポーランドを巡る緊張が緩和されたことも弱材料。
・WTI先物12月限は、1.33ドル(1.5%)安の1バレル=85.59ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は1ドル安の92.86ドル。

11.16
トータス・キャピタル・アドバイザーズのマネジングディレクター、ロブ・サメル氏は「原油に関しては、マクロの材料がミクロの材料をしのいでいる」と指摘。中国の需要懸念が再燃している上、リセッション(景気後退)に陥った場合、需要がどの程度持ちこたえるかが供給の問題を圧倒していると話した。

【NY金】
◆NY金先物が小幅安、地政学リスク緩和-利上げペースの見通し不透明 
//◆◇◆▽◇//◇◇◆  
・金先物相場は小幅安。
・欧州での地政学な緊張が緩和されたため、もみ合いながらも売りがわずかに優勢になった。米小売売上高が強い内容となり、利上げペースの減速見通しが複雑となったことも上値を重くした。
・金先物12月限は1ドル(0.1%)安の1オンス=1775.80ドル。

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【欧州株】
◆反落、インフレや地政学緊張を意識
//◇◇◆▽◇//◇◇◆ 
・16日の欧州株は反落、5週ぶりの大幅下落。前日までは4日続伸だった。
・投資家は41年ぶりの高水準に達した英国のインフレ率やポーランド領内で発生した爆発に伴う地政学的な緊張を意識した。英インフレ率、41年ぶり高水準の11.1%-10月は予想超える上昇。
・欧州600指数は1%安。米国で小売売上高が発表されると、下げ幅は拡大した。10月の米小売売上高が市場予想以上に増えたことから、米金融政策緩和への楽観が後退した。
・食品・飲料銘柄は上昇した一方、小売り、自動車株は大きく下げた。

【欧州債】
◇英国債上昇
//◆◇◇◇◆//◇◇◇ 
・英国債の利回り曲線がブルフラット化。10年債利回りは9月16日以来の低水準となった。短期金融市場でのイングランド銀行(英中央銀行)による利上げ観測はほぼ変わらず。
・ドイツ債の利回り曲線もブルフラット化。市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の短期的な利上げ観測は後退。ECBの政策委員会メンバー、フランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁が「大幅利上げが新たな慣習となることはない」と言明したことに反応した。

>>11.15
ビルロワドガロー氏は12月に開く政策委員会会合の後について、「われわれは利上げを継続する可能性が高いが、より柔軟なやり方で場合によっては速度を落として行うこともあり得る」と語った。

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