16日 【日本株】
日経225 28,028.30 +38.13 +0.14%
TOPIX 1,963.29 -0.93 -0.05%
日経平均 ⇒ ◆拍子木.調整に ⇒ ◇nr.Sup10MA ⇒ ▽nr.よこばい
TOPIX ⇒ ◆切下げ.調整に ⇒ ◇陽.もみあい ⇒ ▼nr.よこばい
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.16 +0.29 +1.54% ⇒ +◆陰上げ.もみあい
日経平均VI 18.87 -1.00 -5.03% ⇒ ◆wr.Lowエリア
日経平均VI 19.87 -0.44 -2.17% ⇒ ◆nr.はらみ
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・米生産者物価指数、伸びが予想以上に鈍化-インフレ圧力緩和示す。
・バイデン大統領、ロシアから発射の公算小さい-ポーランド着弾で。
・ドル・円相場は1ドル=139円台後半で推移。
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16日、日経平均続伸、米インフレ鈍化で半導体など高い-地政リスクに揺れる
・16日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸。
・ポーランドはミサイルが着弾したと発表し、午前の日本株は地政学リスクを避ける売りが優勢だった。バイデン米大統領がロシアから発射された可能性は低いと話したことから、午後の相場は持ち直した。
・米国市場で金利低下に伴いハイテク株が上昇し、日本でも半導体関連や情報・通信株に買いが入った。
・米生産者物価指数の伸びが予想以上に鈍化し、利上げペースが鈍化するとの見方が強まった。
・建設やサービス、小売株も高い。半面、自動車や精密機器株は安く、TOPIXは小反落した。
・半面、自動車や精密機器株は安く、TOPIXは小反落した。
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丸三証券投資情報部の小松崎直樹
米インフレ鈍化の流れを裏付ける物価指標の発表が相次ぎ、投資家心理は改善傾向だ。朝方はポーランドのロケット着弾の報道が不安視されたが、緊張感はすぐに高まる動きにはならず日本株の戻りにつながった。
株式市場参加者は米金融引き締め終了後の企業業績に目線が移っている。半導体関連の上げが目立ったのは長期的な成長が予想できるからで、高値から大きく下げた銘柄も多くリバウンドを狙う動きが出た。商社など割安株にも資金が向かった。
自動車株などは、外国為替市場で一時円買いの勢いが強まり円安効果が後退するとの見方から株価を押し下げた。
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【個別銘柄】 T&DHD 、エアトリ、ナブテスコ など
◆T&DHD 1480 -63大幅反落。
本日は大手保険株が全面安で、保険セクターが業種別下落率の上位に入った。米国で前日に発表された卸売物価指数(PPI)は前年比+8.0%となり、前月の+8.5%から伸びが鈍化し、市場予想の+8.3%も下回った。
CPIに続く下振れを受け、インフレ鈍化の見方が強まる格好に。米10年債利回りは10月初旬以来の水準にまで低下しており、米国債利回りとの相関が高い生保株に売りが集まった。
◆エアトリ 2365 -25続落。
東京都は15日の新型コロナウイルス新規感染者が1万1196人になったと発表。都内の新規感染者が1万人超となるのは、9月14日以来のもよう。また、15日には全国の新規感染者数も約2カ月ぶりの10万人超えとなっている。
経済活動抑制に向けた政策はとられないとみられるが、心理的な自粛ムードにつながるとの懸念から、同社などリオープニング関連の一角が軟調推移となっている。
◇ナブテスコ 3445 +140大幅続伸。
大和証券では投資判断を「3」から「2」へ、目標株価も3500円から3700円に引き上げた。23年12月期には多くの事業で回復が期待でき、業績ボトムアウトが視野に入ってきたと判断しているもよう。
今期予想営業利益190億円に対して、来期は305億円、24年12月期は410億円を見込んでいるようだ。なお、前日にはハーモニック株売却に伴う個別決算での特別利益計上見込みを発表。
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11.16動いた株・出来た株
◇GMOペイメントゲートウェイ<3769> 13140 +890 前日には決算説明会が開催されている。
◇JVCケンウッド<6632> 373 +22 足元の好決算評価の流れが継続。
◇ソシオネクスト<6526> 6810 +370 直近では野村證券が新規に買い推奨。
◇三井松島HLDG<1518> 3175 +165 好決算評価の動きが継続の形に。
◇Sansan<4443> 1833 +83 中小型グロース株の一角がしっかりの動き。
◇SHIFT<3697> 28070 +1240 米PPI下振れ受けて中小型グロース株に物色。
◆オリンパス<7733> 2707.5 -111 寄り前に売り決めクロスの観測。
◆T&D HLDG<8795> 1484 -59 米国債利回り低下で保険株が軟調。
◆東京海上HLDG<8766> 2676.5 -90.5 保険セクター株安の流れに押される。
◆三菱自動車工業<7211> 578 -19 米長期金利低下による円安一服を警戒。
◆エアトリ<6191> 2314 -76 新型コロナ新規感染者数が東京都1万人・全国10万人超え。
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日経225 28,028.30 +38.13 +0.14%
TOPIX 1,963.29 -0.93 -0.05%
日経平均 ⇒ ◆拍子木.調整に ⇒ ◇nr.Sup10MA ⇒ ▽nr.よこばい
TOPIX ⇒ ◆切下げ.調整に ⇒ ◇陽.もみあい ⇒ ▼nr.よこばい
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.16 +0.29 +1.54% ⇒ +◆陰上げ.もみあい
日経平均VI 18.87 -1.00 -5.03% ⇒ ◆wr.Lowエリア
日経平均VI 19.87 -0.44 -2.17% ⇒ ◆nr.はらみ
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・米生産者物価指数、伸びが予想以上に鈍化-インフレ圧力緩和示す。
・バイデン大統領、ロシアから発射の公算小さい-ポーランド着弾で。
・ドル・円相場は1ドル=139円台後半で推移。
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16日、日経平均続伸、米インフレ鈍化で半導体など高い-地政リスクに揺れる
・16日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸。
・ポーランドはミサイルが着弾したと発表し、午前の日本株は地政学リスクを避ける売りが優勢だった。バイデン米大統領がロシアから発射された可能性は低いと話したことから、午後の相場は持ち直した。
・米国市場で金利低下に伴いハイテク株が上昇し、日本でも半導体関連や情報・通信株に買いが入った。
・米生産者物価指数の伸びが予想以上に鈍化し、利上げペースが鈍化するとの見方が強まった。
・建設やサービス、小売株も高い。半面、自動車や精密機器株は安く、TOPIXは小反落した。
・半面、自動車や精密機器株は安く、TOPIXは小反落した。
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丸三証券投資情報部の小松崎直樹
米インフレ鈍化の流れを裏付ける物価指標の発表が相次ぎ、投資家心理は改善傾向だ。朝方はポーランドのロケット着弾の報道が不安視されたが、緊張感はすぐに高まる動きにはならず日本株の戻りにつながった。
株式市場参加者は米金融引き締め終了後の企業業績に目線が移っている。半導体関連の上げが目立ったのは長期的な成長が予想できるからで、高値から大きく下げた銘柄も多くリバウンドを狙う動きが出た。商社など割安株にも資金が向かった。
自動車株などは、外国為替市場で一時円買いの勢いが強まり円安効果が後退するとの見方から株価を押し下げた。
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【個別銘柄】 T&DHD 、エアトリ、ナブテスコ など
◆T&DHD 1480 -63大幅反落。
本日は大手保険株が全面安で、保険セクターが業種別下落率の上位に入った。米国で前日に発表された卸売物価指数(PPI)は前年比+8.0%となり、前月の+8.5%から伸びが鈍化し、市場予想の+8.3%も下回った。
CPIに続く下振れを受け、インフレ鈍化の見方が強まる格好に。米10年債利回りは10月初旬以来の水準にまで低下しており、米国債利回りとの相関が高い生保株に売りが集まった。
◆エアトリ 2365 -25続落。
東京都は15日の新型コロナウイルス新規感染者が1万1196人になったと発表。都内の新規感染者が1万人超となるのは、9月14日以来のもよう。また、15日には全国の新規感染者数も約2カ月ぶりの10万人超えとなっている。
経済活動抑制に向けた政策はとられないとみられるが、心理的な自粛ムードにつながるとの懸念から、同社などリオープニング関連の一角が軟調推移となっている。
◇ナブテスコ 3445 +140大幅続伸。
大和証券では投資判断を「3」から「2」へ、目標株価も3500円から3700円に引き上げた。23年12月期には多くの事業で回復が期待でき、業績ボトムアウトが視野に入ってきたと判断しているもよう。
今期予想営業利益190億円に対して、来期は305億円、24年12月期は410億円を見込んでいるようだ。なお、前日にはハーモニック株売却に伴う個別決算での特別利益計上見込みを発表。
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11.16動いた株・出来た株
◇GMOペイメントゲートウェイ<3769> 13140 +890 前日には決算説明会が開催されている。
◇JVCケンウッド<6632> 373 +22 足元の好決算評価の流れが継続。
◇ソシオネクスト<6526> 6810 +370 直近では野村證券が新規に買い推奨。
◇三井松島HLDG<1518> 3175 +165 好決算評価の動きが継続の形に。
◇Sansan<4443> 1833 +83 中小型グロース株の一角がしっかりの動き。
◇SHIFT<3697> 28070 +1240 米PPI下振れ受けて中小型グロース株に物色。
◆オリンパス<7733> 2707.5 -111 寄り前に売り決めクロスの観測。
◆T&D HLDG<8795> 1484 -59 米国債利回り低下で保険株が軟調。
◆東京海上HLDG<8766> 2676.5 -90.5 保険セクター株安の流れに押される。
◆三菱自動車工業<7211> 578 -19 米長期金利低下による円安一服を警戒。
◆エアトリ<6191> 2314 -76 新型コロナ新規感染者数が東京都1万人・全国10万人超え。
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