*かぶとうし塾


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2022年11月16日水曜日

◇ドル下落.139円前半  原油.◇反発.20dMAもみあい .86ドル台 令和4.11.16.Wed

16日 【日本株】
日経225 28,028.30 +38.13 +0.14%
TOPIX 1,963.29 -0.93 -0.05%
日経平均 ⇒ ◆拍子木.調整に ⇒ ◇nr.Sup10MA ⇒ ▽nr.よこばい
TOPIX  ⇒ ◆切下げ.調整に ⇒ ◇陽.もみあい ⇒ ▼nr.よこばい
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【日経平均VI】
日経平均VI  19.16 +0.29 +1.54% ⇒ +◆陰上げ.もみあい
日経平均VI 18.87 -1.00 -5.03% ⇒ ◆wr.Lowエリア
日経平均VI 19.87 -0.44 -2.17% ⇒ ◆nr.はらみ
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・米生産者物価指数、伸びが予想以上に鈍化-インフレ圧力緩和示す。
・バイデン大統領、ロシアから発射の公算小さい-ポーランド着弾で。
・ドル・円相場は1ドル=139円台後半で推移。
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16日、日経平均続伸、米インフレ鈍化で半導体など高い-地政リスクに揺れる

・16日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸。
・ポーランドはミサイルが着弾したと発表し、午前の日本株は地政学リスクを避ける売りが優勢だった。バイデン米大統領がロシアから発射された可能性は低いと話したことから、午後の相場は持ち直した。
・米国市場で金利低下に伴いハイテク株が上昇し、日本でも半導体関連や情報・通信株に買いが入った。
・米生産者物価指数の伸びが予想以上に鈍化し、利上げペースが鈍化するとの見方が強まった。
・建設やサービス、小売株も高い。半面、自動車や精密機器株は安く、TOPIXは小反落した。
・半面、自動車や精密機器株は安く、TOPIXは小反落した。
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丸三証券投資情報部の小松崎直樹
米インフレ鈍化の流れを裏付ける物価指標の発表が相次ぎ、投資家心理は改善傾向だ。朝方はポーランドのロケット着弾の報道が不安視されたが、緊張感はすぐに高まる動きにはならず日本株の戻りにつながった。

株式市場参加者は米金融引き締め終了後の企業業績に目線が移っている。半導体関連の上げが目立ったのは長期的な成長が予想できるからで、高値から大きく下げた銘柄も多くリバウンドを狙う動きが出た。商社など割安株にも資金が向かった。

自動車株などは、外国為替市場で一時円買いの勢いが強まり円安効果が後退するとの見方から株価を押し下げた。

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【個別銘柄】 T&DHD 、エアトリ、ナブテスコ など

◆T&DHD 1480 -63大幅反落。
本日は大手保険株が全面安で、保険セクターが業種別下落率の上位に入った。米国で前日に発表された卸売物価指数(PPI)は前年比+8.0%となり、前月の+8.5%から伸びが鈍化し、市場予想の+8.3%も下回った。
CPIに続く下振れを受け、インフレ鈍化の見方が強まる格好に。米10年債利回りは10月初旬以来の水準にまで低下しており、米国債利回りとの相関が高い生保株に売りが集まった。

◆エアトリ 2365 -25続落。
東京都は15日の新型コロナウイルス新規感染者が1万1196人になったと発表。都内の新規感染者が1万人超となるのは、9月14日以来のもよう。また、15日には全国の新規感染者数も約2カ月ぶりの10万人超えとなっている。
経済活動抑制に向けた政策はとられないとみられるが、心理的な自粛ムードにつながるとの懸念から、同社などリオープニング関連の一角が軟調推移となっている。

◇ナブテスコ 3445 +140大幅続伸。
大和証券では投資判断を「3」から「2」へ、目標株価も3500円から3700円に引き上げた。23年12月期には多くの事業で回復が期待でき、業績ボトムアウトが視野に入ってきたと判断しているもよう。
今期予想営業利益190億円に対して、来期は305億円、24年12月期は410億円を見込んでいるようだ。なお、前日にはハーモニック株売却に伴う個別決算での特別利益計上見込みを発表。

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11.16動いた株・出来た株
◇GMOペイメントゲートウェイ<3769> 13140 +890 前日には決算説明会が開催されている。
◇JVCケンウッド<6632> 373 +22 足元の好決算評価の流れが継続。
◇ソシオネクスト<6526> 6810 +370 直近では野村證券が新規に買い推奨。
◇三井松島HLDG<1518> 3175 +165 好決算評価の動きが継続の形に。
◇Sansan<4443> 1833 +83 中小型グロース株の一角がしっかりの動き。
◇SHIFT<3697> 28070 +1240 米PPI下振れ受けて中小型グロース株に物色。
◆オリンパス<7733> 2707.5 -111 寄り前に売り決めクロスの観測。
◆T&D HLDG<8795> 1484 -59 米国債利回り低下で保険株が軟調。
◆東京海上HLDG<8766> 2676.5 -90.5 保険セクター株安の流れに押される。
◆三菱自動車工業<7211> 578 -19 米長期金利低下による円安一服を警戒。
◆エアトリ<6191> 2314 -76 新型コロナ新規感染者数が東京都1万人・全国10万人超え。
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11.15
NYダウ(INDU)33,592.92 +56.22 +0.17%
NASDAQ(COMPQ) 11,358.41 +162.19 +1.45%
S&P500(SPX) 3,991.73 +34.48 +0.87%

NYダウ   ⇒ +▼nr.Highもみあい ⇒ ▲陰.調整.Highエリア ⇒ +◆陰.もみあい.Highエリア
NASDAQ ⇒ ◇陽.wk逆立ち ⇒ ◆はらみ.調整に ⇒ +▼陰上げ.高値もみあい
S&P500 ⇒ ◇トリプル浮上 ⇒ ▲切下げ.調整に.Highエリア ⇒ +▼nr.高値もみあい
 
【 SOX指数 】
2,810.61 +82.56 (+3.03%) ⇒ ◇トリプル.far窓埋め ⇒ ▲nr.調整に.Highエリア ⇒ +▼nr.BigUp.もみあい

【 VIX恐怖指数 】
24.54 +0.81 (+3.41%) ⇒◆切下げ.Lowエリア ⇒ +▼nr.反発戻し ⇒ ◇トリプル浮上.10dMA突破
+5.37P 大幅に上げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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+◆陰.もみあい.Highエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
インフレの鈍化を示す物価指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの期待が強まった。もっとも、短期的な過熱感も意識されやすく、上値は重かった。

+▼陰上げ.高値もみあい ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
アナリストが投資判断を引き上げた動画配信のネットフリックスの上昇が目立った。エヌビディアやアプライドマテリアルズといった半導体関連も高かった。

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//◇◆◆◇▲▲//◆▽◆ ドル円 139円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆▲◆//◇◇◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◆◆◆◆//◇◇◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◆◆◇▽//_▲◇ 原油 86ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル下落.139円前半  原油.◇反発.20dMAもみあい .86ドル台  
11.16
米ドル/円 139.26 139.33
ユーロ/円 144.11 144.17
ユーロ/米ドル 1.0346 1.0348
英ポンド/円 165.14 165.29
豪ドル/円 94.12 94.21
スイスフラン/円 147.58 147.66
原油(WTIC原油先物) 86.92 +1.05 +1.22%⇒ ◇反発.20dMA再突破 ⇒ ◆拍子木.大幅調整.Sup50MA ⇒ ◇反発.20dMAもみあい

▽ドル反発.139円後半 原油.◆拍子木.大幅調整.Sup50MA.85ドル台 
11.15
米ドル/円 139.85 139.95
ユーロ/円 144.48 144.58
ユーロ/米ドル 1.0329 1.0333
英ポンド/円 164.37 164.46
豪ドル/円 93.73 93.79
スイスフラン/円 148.29 148.38
原油(WTIC原油先物) 85.87 -3.09 -3.47%⇒ ◇はらみ下.様子見 ⇒ ◇反発.20dMA再突破 ⇒ ◆拍子木.大幅調整.Sup50MA

週明け ◆ドルもみあい.138円半ば  原油.◇反発.20dMA再突破 .88ドル台  
11.14
米ドル/円 138.62 138.71
ユーロ/円 143.74 143.82
ユーロ/米ドル 1.0335 1.0344
英ポンド/円 164.02 164.15
豪ドル/円 93.12 93.22
スイスフラン/円 147.48 147.77
11/12)原油(WTIC原油先物) 88.96 +2.49 +2.88%⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ ⇒ ◇はらみ下.様子見 ⇒ ◇反発.20dMA再突破

1.15日発表の10月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇し、伸び率は市場予想(0.4%)を下回った。インフレのピークアウト観測が改めて意識された。米長期金利が低下したのも支えに、ダウ平均の上げ幅は午前中に一時450ドルに達した。

ロシアのミサイルが北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドに着弾し、死者が出たと15日午後に伝わった。地政学リスクの高まりで売りが増え、上値を抑えたとの見方。

2.22年8~10月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回った小売りのウォルマートは7%高。

米長期金利の低下で相対的な割高感が和らいだ高PER(株価収益率)のハイテク株も買われ、顧客情報管理のセールスフォースとスマートフォンのアップルが上昇。

3.動画配信のネットフリックスの上昇が目立った。エヌビディアやアプライドマテリアルズといった半導体関連も高かった。

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【NY外為】
◆ドル下落、PPIを嫌気-地政学懸念で一時逃避買い 
//◆◆▽▲▲//◇◆ 
・ドルが下落。PPIを受け、ドル指数は一時は1.1%下げ、3カ月ぶりの低水準を付けた。
・ロシアのミサイルがポーランドにも着弾したとのAP通信の報道を受け、小幅高に転じる場面もあったが、株高と国債利回り低下を背景に軟調な場面が目立った。
・ドルは対円で0.5%安の139円17銭。
・ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.0353ドル。

>>11.14
ジェフリーズのストラテジスト、ブラッド・ベクテル氏は14日付のリポートで、「米国は他の主要10カ国の中銀に比べてどこよりも先を行き、主要10カ国の中でターミナルレートはどこよりも高く、どこよりも速いペースで到達するだろう。そのため、ドルは引き続き下支えられるはずだ」と記述。

【米国株】
◇米国株は反発、PPIが予想下回り利上げ減速観測 
//◇◇▲▽◇//◆◇ 
・15日の米株式相場は反発。
・インフレがピークをつけた可能性があることを米生産者物価指数(PPI)が示唆したため、利上げペースが鈍化するとの見方から買いが入った。
・S&P500種株価指数は前日比0.9%高の3991.73。
・ロシアのミサイルが北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドに着弾したと報道が流れ、株価は午後に伸び悩む場面もあった。
・PPIは前年同月比で8%上昇と、市場予想の中央値8.3%上昇を下回リ、インフレ圧力が緩和し始めている兆候が新たに示された。

11.15
バークレイズ・キャピタルの米国株戦略の責任者、ベーヌ・クリシュナ氏は「ソフトランディングとインフレ低下で米金融当局が利上げを停止するとの最高のシナリオを市場は織り込みつつあるようだ」と指摘。
「われわれの見方では、これは既定路線ではなく、なお確率の低いシナリオだ。インフレ抑制を示す指標はわずかに過ぎず、持続的に示される必要がある。金融当局が最終的に利上げを停止したとしても、浅いリセッション(景気後退)は避けられないかもしれない」と語った。

【米国債】
▽米国債上昇、10年債利回りは3.77%に低下 
//◆▽▽▽▽_//◆▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・米10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.77%。

【原油】
◇NY原油は反発、ポーランド着弾やパイプライン停止で 
//◆◆◆◇▽//▲◇
・原油先物相場は反発。
・ロシアのミサイルがポーランドに着弾したとの報道を受けて買いが膨らんだ。欧州最大のパイプラインの一部が停電の影響で操業が停止されたとハンガリーが発表したことも買い材料。
・WTI先物12月限は、1.05ドル(1.2%)高の1バレル=86.92ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は72セント高の93.86ドル。

11.15
プライス・フューチャーズ・グループのシニア市場アナリスト、フィル・フリン氏は「この戦争がエスカレートするなら、世界の石油供給に対する潜在的なリスクを市場は見直す必要が出てくる」と指摘。「この挑発に対してNATOと米国が対応策をどのように決定するかが重要になってくる」と話した。

【NY金】
◇NY金スポット、ポーランドに着弾の報道で上げに転じる 
//◆◇◆▽◇//◇◇  
・金先物相場はほぼ変わらず。
・PPIが予想を下回り、ドルが下落したため、買いが入った。ただ、ドルがすぐに回復したため、金の上値は重くなった。
・金先物12月限は10セント(0.1%未満)安の1オンス=1776.80ドル。

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【欧州株】
◇続伸、独DAX指数は強気相場入り
//◇◇◆▽◇//◇◇ 
・15日の欧州株は4日続伸し、ほぼ3カ月ぶりの高水準。
・ドイツの主要株価指数であるDAX指数は強気相場入りした。中国の新型コロナウイルス対策緩和や不動産セクター救済策を巡る楽観が手掛かりとなった。
・欧州600指数は0.4%上昇。米国で発表された10月の生産者物価指数(PPI)で前年比の伸びが市場予想以上に鈍化し、インフレ圧力が緩和し始めている兆候が新たに示されると、上げ幅は拡大した。
・テクノロジーやエネルギー、基礎資源関連銘柄が買われ、通信、化学株は下落。

【欧州債】
◇国債総じて上昇
//◆◇◇◇◆//◇◇ 
・欧州債市場ではドイツ債が続伸。
・英国債は10年債を中心に上昇した。英国では16日にインフレ統計が発表される。
・短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の利上げ見通しはECB政策委員会メンバー、フランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁の発言を受けて後退。

11.15
ビルロワドガロー氏は12月に開く政策委員会会合の後について、「われわれは利上げを継続する可能性が高いが、より柔軟なやり方で場合によっては速度を落として行うこともあり得る」と語った。

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