*かぶとうし塾


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2022年11月29日火曜日

◆ドルもみあい.138円台  原油.▽反発.Lowエリア .77ドル台 令和4.11.29.Tue

29日 【日本株】
日経225 28,027.84 -134.99 -0.48%
TOPIX 1,992.97 -11.34 -0.57%
日経平均 ⇒ ◆呑込み.調整 ⇒ ◆nr.調整2⇒ -▽陽下げ.もみあい
TOPIX  ⇒ ◆かぶせ.調整へ ⇒ ◆陰.調整2 ⇒ ▼nr下げ.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.71 +0.18 +0.97% ⇒ +◆陰上げ.もみあい
日経平均VI 18.53 +1.04 +5.95% ⇒ △nr.BigUpもみあい
日経平均VI 17.49 -0.02 -0.11% ⇒ ◆nr.もみあい
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・中国コロナデモ、沈静化の方向-市民は「白紙」戦術に。
・アップル、中国工場混乱でiPhoneプロ生産600万台不足へ-関係者。
・ホンダ、中国・武漢工場28日に稼働停止-外出制限で従業員出社できず。
・中国、コロナ対策巡り会見へ-抗議行動受け一部譲歩の兆し。
・ニューヨーク連銀総裁、一段の政策引き締めが必要-インフレ対応で。
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29日、日本株3日続落、積極的な米金融引き締めを警戒-自動車や電機が安い

・29日の東京株式相場は3営業日連続で下落。
・積極的な金融引き締めの必要性を指摘する米連銀総裁の発言が相次ぎ、景気に悪影響を与えるとの警戒が強まった。
・中国での感染症に関連した混乱への懸念もくすぶり、自動車など景気敏感株を中心に売りが広がった。電機や機械株も値を下げた。
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SMBC信託銀行の山口真弘
中国のコロナ対策に対する抗議活動は、株式相場の下押し圧力となった。抗議が広がり消費や生産が止まれば景気にはマイナスだ。供給が滞れば物価に上昇圧力がかかる。

中国がコロナ規制に関する記者会見を開くと伝わり、規制緩和への期待感は出ただろうが影響は限定的だった。日本の株式市場への影響は中国などと比べると小さく、下げ渋る程度だった。

ただ、株式市場が総悲観というわけではなく、内需の空運や陸運株などはしっかり。中国不安を背景とした景気減速感が相場全体の重しとなっているが、インバウンド期待はまだ残っている印象。

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【個別銘柄】村田製、大成建、太平洋セメ など

◆村田製 7448 -123続落。
アップルのスマートフォン「iPhone」を組み立てる中国の工場で混乱が生じ、約600万台の「iPhoneプロ」の生産不足に陥る可能性が高いなどと伝わった。新型コロナ感染制限措置や待遇に不満を募らせた従業員と警備員が衝突した。ロックダウン長期化の動向次第では、生産にさらに悪影響が及ぶ可能性があるとされる。
アルプス<6770>や太陽誘電<6976>など電子部品関連の一角にも売りが広がった。

◇大成建 4220 +30反発。
野村證券は投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も4500円から5200円に引き上げた。大手ゼネコン各社は採算重視のスタンスに舵を切り始め、今後、国内建築における大型案件での価格競争は緩和方向と考えている。
施工キャパシティに余裕ある同社は競争緩和の恩恵を享受すると評価。なお、日建連発表の10月の国内建設民間受注額は10月単月として過去10年で最高水準になった。

◇太平洋セメ 2196 +47大幅反発。
野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2390円から2880円に引き上げている。23年夏にかけて国内セメントの値上げが進むと予想、燃料価格のピークアウトもあり、25年3月期には国内セメント事業の黒字化を予想としている。
株式市場の注目点が来期以降の業績回復に映る局面のなか、評価基準とする25年3月期営業利益は512億円から600億円に上方修正している。

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11.29動いた株・出来た株
◇太平洋セメント<5233> 2196 +47 国内証券が投資判断と目標株価を引き上げ。
◇ワイエイシイ<6298> 1560 +70 パワー半導体関連の出遅れとして物色か。
◇ZOZO<3092> 3390 +120 特に材料ないが冬物商品への期待感など高まるか。
◆太陽誘電<6976> 4335 -140 中国のiPhone工場で混乱との報道が材料視される。
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11.28
NYダウ 33,849.46 -497.57 -1.45%
NASDAQ 11,049.49 -176.85 -1.58%
S&P500 3,963.94 -62.18 -1.54%

NYダウ(INDU)⇒ ◇nr.Highもみあい ⇒ ◇Nr.Highエリア3 ⇒ ◆wr.逆立ち調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◇陽.トリプル浮上.Sup10MA ⇒ ◆はらみ.様子見 ⇒ ◆wr.逆立ち調整
S&P500(SPX) ⇒ ◇陽.Pre週突破 ⇒ ▲nr.調整へ ⇒ ◆wr.逆立ち調整
 
【 SOX指数 】
2,678.78 −72.49 (2.63%) ⇒ △陽.窓埋め浮上 ⇒ ◆陰.調整へ ⇒ ◆wr.調整2.10MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
22.21 +1.71 (+8.34%) ⇒ ◆陰.切下げ.Lowエリア ⇒▲はらみ.様子見 ⇒ ◇nr.BigUp
+8.34P 大きく反発( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆wr.逆立ち調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落。
中国での新型コロナウイルス対策への抗議活動が同国の一段の景気悪化を招き、世界経済に波及すると警戒された。景気敏感株やハイテク株など幅広い銘柄に売りが出た。

◆wr.逆立ち調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
交流サイトのメタプラットフォームズなど主力株の一角が下げたほか、エヌビディアなど半導体銘柄が総じて売られた。

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//◆▽◆▲▲◇//◇◆ ドル円 138円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◆◇//◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◇◇◆◇//◆▲ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▼△▼_▼//_▽ 原油 77ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい.138円台  原油.▽反発.Lowエリア .77ドル台 
11.29
米ドル/円 138.86 138.91
ユーロ/円 143.57 143.67
ユーロ/米ドル 1.0339 1.0344
英ポンド/円 165.95 166.08
豪ドル/円 92.34 92.39
スイスフラン/円 146.28 146.34
原油(WTIC原油先物) 77.24 +0.96 +1.26% ⇒ ◆吞込み.Lowエリア ⇒ ▲陰.Lowエリア2 ⇒ ▽反発.Lowエリア

◇ドルもみあい.139円前半  原油.▲陰.Lowエリア2 .76ドル台 
11.28
米ドル/円 139.27 139.31
ユーロ/円 144.49 144.59
ユーロ/米ドル 1.0375 1.0379
英ポンド/円 168.10 168.20
豪ドル/円 93.60 93.76
スイスフラン/円 147.00 147.11
原油(WTIC原油先物) 76.28 -1.66 -2.13% ⇒ △反発.Lowエリア ⇒ ◆吞込み.Lowエリア ⇒ ▲陰.Lowエリア2

◇ドル反発.139円前半  原油.▼陰.Lowエリア2 .76ドル台  
11.26
米ドル/円 139.10 139.13
ユーロ/円 144.59 144.68
ユーロ/米ドル 1.0395 1.0399
英ポンド/円 168.21 168.31
豪ドル/円 93.88 93.95
スイスフラン/円 147.09 147.18
原油(WTIC原油先物) 76.28 -1.66 -2.13% ⇒ △反発.Lowエリア ⇒ ◆吞込み.Lowエリア ⇒ ▲陰.Lowエリア2

1.中国の主要都市で前週末、新型コロナの感染拡大を封じ込める「ゼロコロナ」政策に対する市民の抗議が広がった。同国のコロナの新規感染者数は過去最多の水準にあり、「中国景気の低迷が長期化する可能性が高まり、供給網の混乱を通じて世界景気を下押しする」(CFRAのサム・ストーバル氏)と懸念された。

米連邦準備理事会(FRB)高官が金融引き締めの長期化見通しを示したのも株式相場の重荷となった。セントルイス連銀のブラード総裁は、インフレ抑制に向け「(政策金利が)経済に制約的になる道のりはまだ長い」と述べ、一段の利上げ余地を示唆した。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁も金融引き締めを長く続ける考えを強調。

2.景気敏感株が売られ、航空機のボーイングや工業製品・事務用品のスリーエムが大幅に下落。中国での製品生産が滞ると伝わったスマートフォンのアップルは2%超下げた。中国の原油需要の減少が警戒され、石油のシェブロンも安い。

一方、業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株は底堅かった。製薬のメルクや日用品・医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソンは小幅に上げた。

3.交流サイトのメタプラットフォームズなど主力株の一角が下げたほか、エヌビディアなど半導体銘柄が総じて売られた。

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【NY外為】
◆ドルが朝方の下げを埋めて上昇 
//◇◆▲_◇//◆ 
・ドルが朝方の下げを埋めて上昇。
・米金融当局者から来年も利上げが必要になるとの発言が続いたことが意識された。中国での新型コロナ感染拡大と厳しい行動制限への抗議活動で、投資資金を避難させる動きが活発になり、円も買われた。
・ドルは対円で一時1.2%下げ、137円50銭の8月29日以来の安値を付けた後、下げ幅を縮小。

11.28
RBCキャピタル・マーケッツのチーフ為替ストラテジスト、アダム・コール氏は世界的な株安が反映するのはこの先数カ月において中国でのコロナ感染がさらに増加する可能性が高いことへの懸念だと指摘。そうなれば経済見通しと広範囲な世界経済を脅かしかねないという。市場にとって重要なのは抗議活動よりも、さらなるロックダウンによるリスクかもしれないと述べた。

「こうした環境で、円は重要な逃避先になる」とコール氏。「こうしたリスクが背景になければ、ドルは対円でもっと高いトレンドになっていただろう。しかし前日からの事態のように非常に一貫したリスク材料がある場合、ドル・円はそれにあらがえない。円は昔ながらの役割を担う」と述べた。

【米国株】
▲利上げ継続を強調する金融当局者発言が相次いだことが響いた 
//◆▽◇_◇//▲ 
・28日の米国株式相場は下落。
・中国の新型コロナウイルス感染対策と、それが世界経済に与える影響を巡る不透明感もリスク敬遠につながった。
・S&P500種株価指数は月間ベースでの上昇幅を縮小。
・セントルイス連銀のブラード総裁は、一段と積極的な利上げが必要になる可能性を金融市場が過小評価していると指摘。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、インフレ抑制のため政策当局にはやるべき仕事がまだあると述べた。
・投資家の関心は30日のパウエルFRB議長講演に向けられている。インフレとの闘いが2023年も続くことをあらためて指摘する一方で、金融当局として12月の次回連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利上げペースを落とすとの見通しを補強すると見込まれている。
・米市場に上場する中国株はこの日は大きく反発。アップルは下げた。中国鄭州市にある「iPhone」工場の混乱で、今年は「iPhoneプロ」の生産が約600万台不足する可能性が高いことが明らかになった。

11.28
エバコアISIのクリシュナ・グハ副会長は「来年にも早期利下げがあるとのやや行き過ぎた期待が再び浮上していることに、パウエル議長はもっと厳密な押し返しをするだろう。

より強い労働市場がより長期化しているため、より高い金利がより長期間必要になると強調するとみられる」とリポートで述べた。

【米国債】
◇国債相場は小動き 
//◆▽▽_◇//◇
・米国債は小動き。( 利回り変わらず )

・米10年債利回りはほぼ変わらず。

【原油】
▽原油相場は乱高下の末に反発 
//▼△▼_▼//▽
・原油先物相場は反発。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」が週末の会合でさらなる減産を検討するとの見方で、買いを集めた。

・先物1月限は、前営業日比96セント(1.3%)高い1バレル=77.24ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は44セント安い83.19ドル。

11.28
ユーラシア・グループはOPECにとっては原油市場の構造的な弱さが懸念材料となる可能性が高いと指摘、さらなる減産の条件が整いそうだとみている。

「全般的な市場の状況を見る限り、OPECプラスは次回会合で新たな減産を真剣に検討すると思われる。価格が向こう1週間で現行水準を大きく下回るようなことがあれば、なおさらその可能性は高まる」とユーラシア・グループのアナリストはリポートで指摘。「最終的な判断は会合時に原油価格が描く道筋次第であり、EU制裁による影響が市場でどの程度顕在化しているかによる」と分析。

【NY金】
◆金先物は反落 
//◆◇◇_◇//◆  
・金先物は反落。
・金は今年に入り値動きが大きくなっており、価格はロシアのウクライナ侵攻を受けた3月にピークを付けて以降、インフレ抑制のための積極利上げを受けて約15%下げている。
・金先物2月限は前営業日比13.50ドル(0.8%)安い1オンス=1755.30ドル。

11.28
イラ・コモディティーズ・インディアの戦略責任者、ハリシュ・ガリペリ氏は「ドルの強さは短期的に金価格を押し下げる圧力になっている一方、インフレ懸念は長期的に金を支援するだろう」と述べた。

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【欧州株】
◆下落、中国コロナ対策への抗議懸念
//◆▽◇◇◆//◆ 
・28日の欧州株は下落。中国の新型コロナウイルス対策に対する抗議活動の高まりを懸念し、リスク資産を敬遠する動きが優勢。
・欧州600指数は0.7%下落。中国情勢を背景にした原油価格の下落を受け、エネルギー株が売られた。不動産や建設銘柄も安い。

11.28
イマンティア・カピタルの株式ファンドマネジャー、ハイメ・エスペホ氏は「この日は中国が主な材料だった。同国のあらゆる政治不安の動きは市場にとって不透明感や懸念の源になる」と述べた。

【欧州債】
◇ドイツ債下げ縮小
//◇◇◇◇◆//▼ 
・ドイツ債、イタリア債が下げを縮小。29日にはドイツのインフレ統計が発表される。
・ドイツ短期債はアウトパフォーム。トレーダーが織り込む欧州中央銀行(ECB)のピーク金利は1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。中国株の下落から安全資産への逃避需要でドイツ債は当初買いを集めたが、ECB政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁が基調的なインフレのトレンドに懸念を示すと、上げを失った。
・英国債は5年債がアウトパフォーム。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利見通しを一時5bp引き下げ、来年8月までに4.69%とした。

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