*かぶとうし塾


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2022年11月14日月曜日

週明け ◆ドルもみあい.138円半ば  原油.◇反発.20dMA再突破 .88ドル台 令和4.11.14.Mon

14日 【日本株】
日経225 227,963.47 -300.10 -1.06%
TOPIX 1,956.90 -20.86 -1.05%
日経平均 ⇒ ▼BigDn.Sup20MA ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆拍子木.調整に
TOPIX  ⇒ -▽BigDn.Sup10MA ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◆切下げ.調整に 
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.87 -0.44 -2.17% ⇒ ◆nr.はらみ
日経平均VI  20.31 -1.40 -6.45% ⇒ -◇陽下げ.BigDn
日経平均VI 21.71 +0.84 +4.02% ⇒ ▽反発.CDT
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・ドル・円相場は1ドル=139円台前半で推移。
・FTXの顧客、資産回収は望み薄か-貸借対照表と不正引き出しが示唆。
・ソフトバンクG株大幅反落、自社株買い発表なし-SVF連続赤字。
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14日、日本株反落、円高で業績期待後退-内需関連安い、ソフトバンクG急落

・14日の東京株式相場は反落。
・円相場の高値圏を背景に企業業績への期待が後退した。先週末の大幅高の反動に加え、仮想通貨を巡る不透明感も重しとなった。
・これまで相対的に堅調だった医薬品や銀行など内需関連が安く、鉄鋼や非鉄金属など素材株も下落。
・輸送用機器や精密機器も軟調だった。
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水戸証券投資顧問部の酒井一
日本の株式市場では外国為替の円高推移がややマイナスと捉えられている。日米金利差が開く状況ではなくなり中期的には円安修正の方向性にあるとの見方が強まっている。仮想通貨の不透明感も不安材料。

株価指数への寄与が大きいソフトバンクグループの決算を受けた下げも影響した。同社株に関連した株価指数先物売りも出やすくなっている。

米国株に短期的な過熱感が出て、日経平均も2万8000円を上回る相場になり、最近まで株価が堅調だった内需株などに戻り売りや利益確定売りが優勢になった。

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アセットマネジメントOneの淺岡均
先週末の日経平均が大幅に上昇して2万8000円台に回復したため、きょうは利益確定目的の売りが出ている。外国為替が円高に振れていることもそれなりに影響している。

米利上げ減速観測が出ても、景気動向への懸念はくすぶっている。国内企業の決算内容も先行きに対する不安を拭い去るほど好調ではない。

中国のゼロコロナ政策は当局が大幅な規制緩和を否定したため、まだ楽観的にはなりづらい。政策緩和観測が出たり消えたりする中で、日本の製造業やインバウンド銘柄にとって将来の見通しは立ちにくい。

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【個別銘柄】サントリーBF、オリンパス 、ソフトバンクG など

◆サントリーBF 4500 -610急落。
先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1150億円で前年同期比14.6%増となり、通期予想は従来の1255億円から1405億円、前期比18.5%増に上方修正している。
市場コンセンサスも上回ったが、為替円安による上振れ期待は反映されつつあったもよう。一方、会社側では、来年度も今年度並みのコストアップを見込むとしており、23年12月期のコンセンサス切り下がりにつながっているようだ。

◆オリンパス 2758.5 -334.5急落。
先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は528億円で前年同期比22.7%増となった。科学事業の譲渡に伴い、通期営業利益は2310億円から2120億円に下方修正したが、事業譲渡の影響を除外しても、15億円程度の下振れとなる。
円安効果による上振れ期待もあったが、原材料価格上昇の影響が響くようだ。2100万株、500億円を上限とする自社株買いも発表したが、下支えにはつながらず。

◆ソフトバンクG 6068 -885急落。
先週末に上半期の決算を発表、税引前損益は2926億円の黒字となった。アリババ株式先渡し契約決済益の計上などで7-9月期税引き前利益は3兆5851億円となり、第1四半期の大幅損失を吸収している。
決算数値にサプライズはなく、ビジョンファンドでの大幅な損失の計上、追加の自己株式取得発表がなかったこと、1億ドル弱出資のFTXトレーディングの経営破綻などが売り材料視される形。

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11.14 動いた株・出来た株
◇資生堂<4911> 5876 +238 エスティローダーの株価上昇など刺激にも。
◆ソフトバンクグループ<9984> 6099 -854 自社株買い終了による需給悪化なども懸念視。
◆サントリーBF<2587> 4515 -595 来年度業績への懸念強まる形にも。
◆オリンパス<7733> 2810.5 -282.5 業績見通しの下振れをマイナス視。
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11.11
NYダウ(INDU)33,747.86 +32.49 +0.10%
NASDAQ(COMPQ) 11,323.33 +209.18 +1.88%
S&P500(SPX) 3,992.93 +36.56 +0.92%

NYダウ   ⇒ ◆Wr.逆立ち.調整.Sup200dMA ⇒ ◇逆立ち.Highエリア ⇒ +▼nr.Highもみあい
NASDAQ ⇒ ◆wr.逆立ち.Lowエリア ⇒ ◇逆立ち.10/20MA突破 ⇒ ◇陽.wk逆立ち
S&P500 ⇒ ◆Wr.逆立ち.調整.Sup20MA ⇒ ◇逆立ち.10/50MA突破 ⇒ ◇トリプル浮上
 
【 SOX指数 】
2,754.90 +82.39 (+3.08%) ⇒ ◆陰.調整.Sup50dMA ⇒ ▽逆立ち.50MA+反発 ⇒ ◇トリプル.far窓埋め

【 VIX恐怖指数 】
22.52 −1.01 (-4.29%) ⇒ ◇切り上げ.トリプル ⇒ ◆呑込み.逆立ち下げ ⇒◆切下げ.Lowエリア
-4.29P 連日大幅に下げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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+▼nr.Highもみあい ⇒ ダウ工業株30種平均は小幅に続伸。
前日にインフレピークアウト観測から1200ドルあまり上昇した反動で利益確定売りが先行した。ただ、投資家心理の改善を支えに下値は堅く、景気敏感株やハイテク株を中心に買われ、午後に上昇に転じた。

◇陽.wk逆立ち ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上昇が目立った。

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//◇◆◆◇▲▲//◆ ドル円 138円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆▲◆//◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◆◆◆◆//◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◆◆◇▽//_ 原油 88ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け ◆ドルもみあい.138円半ば  原油.◇反発.20dMA再突破 .88ドル台  
11.14
米ドル/円 138.62 138.71
ユーロ/円 143.74 143.82
ユーロ/米ドル 1.0335 1.0344
英ポンド/円 164.02 164.15
豪ドル/円 93.12 93.22
スイスフラン/円 147.48 147.77
11/12)原油(WTIC原油先物) 88.96 +2.49 +2.88%⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ ⇒ ◇はらみ下.様子見 ⇒ ◇反発.20dMA再突破

▲ドル大幅下落.138円半ば  原油.◇反発.20dMA再突破 .88ドル台  
11.12
米ドル/円 138.75 138.85
ユーロ/円 143.68 143.76
ユーロ/米ドル 1.0344 1.0348
英ポンド/円 164.26 164.35
豪ドル/円 93.02 93.06
スイスフラン/円 147.32 147.41
原油(WTIC原油先物) 88.96 +2.49 +2.88%⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ ⇒ ◇はらみ下.様子見 ⇒ ◇反発.20dMA再突破

▲ドル急落.円高に. 原油.◇はらみ下.様子見.86ドル台 
11.11
米ドル/円 140.93 141.04
ユーロ/円 143.85 143.93
ユーロ/米ドル 1.0203 1.0207
英ポンド/円 164.94 165.01
豪ドル/円 93.25 93.31
スイスフラン/円 146.27 146.37
原油(WTIC原油先物) 86.47 +0.64 +0.75%⇒ ◆Wr.調整.Sup10rMA ⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ ⇒ ◇はらみ下.様子見

1.11日のダウ平均は利益確定売りに押されて一時320ドル安となったが、売り一巡後は下げ渋る展開。中国当局が11日、新型コロナウイルスの感染対策を一部緩和すると発表し、中国経済への懸念が薄れたのも相場を下支えした。

前日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回った。株式市場ではインフレが和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが減速するとの期待が高まった。

2.化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエムなど景気敏感株のほか、スポーツ用品のナイキといった消費関連株の上昇が目立った。前日の米長期金利の急低下を受けて、ソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株への買いも続いた。

医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどディフェンシブ株は下げた。FRBの金融引き締めが景気後退を招くとの警戒感が後退し、ディフェンシブ株から景気敏感株などに資金が移った。

3.エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上昇が目立った。

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【NY外為】
▲ドル大幅安、一時138円47銭-中国制限緩和やインフレ鈍化の観測 
//◆◆▽▲▲// 
・ドル指数が大幅低下。週間ベースで2020年3月以来の大幅な低下を記録し、4週連続安。
・中国のコロナ制限が緩和するほか、インフレの鈍化が続くとの観測が背景。
・ドルは対円で1.7%安の1ドル=138円64銭。
・ユーロは対ドルで1.5%高の1ユーロ=1.0358ドル。

11.11
三菱UFJ銀行の為替アナリスト、リー・ハードマン氏は「円にとっての重要な転換点だ」と指摘。「ドル・円のロング(買い持ち)は今年の大部分、主要10通貨の中でも良好な成績を上げてきたポジション」であり、「短期的にはより大幅に調整するリスクがある」と語った。。

【米国株】
◇米株続伸、日中高値近くで終了-ナスダックの指数急伸 
//◇◇▲▽◇// 
・11日の米株式相場は続伸。
・朝方は不安定な値動きだったが、その後は底堅く推移し、米インフレ鈍化の兆候を手掛かりとした上昇基調が戻った。
・S&P500種株価指数は前日比0.9%高の3992.93。週間ベースでは6月以来の大幅上昇となった。
・米国上場の中国株と幅広い商品(コモディティー)はこの日上昇。中国は新型コロナウイルス対策として入国者と濃厚接触者に義務付けている隔離期間を短縮すると発表した。
・暗号資産(仮想通貨)は売りが再燃。暗号資産交換業者FTXはグループ会社について米連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを申請した。事態の深刻化は早い時間にセンチメントを圧迫したものの、市場が影響波及のリスクを重く見ている様子はそうない。

11.11
リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズの副最高投資責任者(CIO)、ダン・スズキ氏は「リアルな世界への影響はやや限定的ではないだろうか」とコメント。「経済全体に大きな影響があるとは考えにくい。暗号資産が金融市場、金融取引、雇用、個人消費、企業の支出などに占める割合は相対的には小さい」と語った。

UBSグローバル・ウェルスマネジメントのマーク・へーフェルCIOは「インフレの脅威が消えたと宣言するのはかなり時期尚早だが、インフレの鈍化は歓迎すべき展開だ」とリポートで指摘。「米金融当局は利上げサイクルを休止する前に、合計であと少なくとも100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを行う公算が大きいと、当社はなおも考えている」とした。

【米国債】
_米国債、現物取引は休場-ベテランズデーの祝日で 
//◆▽▽▽▽_//
・米国債は大幅上昇。( 利回り下げる )
・短期金融市場が示唆する12月の利上げ幅は75bpの確率がほぼゼロとなったが、50bp利上げは依然として織り込まれている。
・米10年債利回りは27bp低下の3.82%。

【原油】
▽NY原油は続伸、中国のコロナ規制緩和で需要回復期待 
//◆◆◆◇▽//
・原油先物相場は続伸。
・商品は全般に上昇。中国が一部のコロナ規制を緩和したことで、世界2位の経済大国からの需要が回復するとの期待が高まり、原油から大豆、貴金属に至るまで買われた。
・WTI先物12月限は、前日比2.49ドル(2.9%)高の1バレル=88.96ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.32ドル高の95.99ドル。

>>11.10
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「中国が新型コロナウイルスとの闘いで苦戦を続ける中、原油は重い足取りとなりつつあったが、米経済がリセッション(景気後退)を回避できるかもしれないとの楽観がそれを相殺した」と指摘。

【NY金】
▽NY金は続伸、中国のコロナ規制緩和で商品全般に買い 
//◆◇◆▽◇//  
・金相場は続伸。

・金先物12月限は15.70ドル(0.9%)高の1オンス=1769.40ドル。

11.11
ロムコ・グループのトレーディング責任者、キース・ウィルディー氏は「需給面で言えば、中国の経済再開が進むほど、世界の成長予想へのプラスの効果は大きくなる」と指摘。「歴史的に中国はデフレ圧力を輸出してきた。世界経済にデフレの力が戻ってきたら、商品価格と資産市場全般へのプラスの影響は短期的にかなり顕著になる可能性がある」と述べた。

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【欧州株】
◇小幅続伸
//◇◇◆▽◇// 
・11日の欧州株は小幅続伸。週間ベースで3月以来の大幅高となった。
・中国での新型コロナウイルス対策規制の緩和や予想を下回った米インフレ率が利上げペース鈍化につながるとの見方がある中、投資家はテクニカルな水準を意識。
・欧州600指数は0.1%未満の上げ。週間ベースでは3.7%上昇した。同指数は2月以降初めて200日移動平均を上回った。

>>11.10
JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバルマーケットストラテジスト、マイク・ベル氏は「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長や株式市場は、インフレがようやく落ち着きつつあり、予想を下回る水準へ低下したことに胸をなでおろすだろう」と述べた。

【欧州債】
◆国債は軒並み下落
//◆◇◇◇◆// 
・ドイツ債が中期債中心に下落。
・短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)の利上げ見通しが高まり、織り込まれているピーク金利は来年7月までに3.02%と、前日の低下分を打ち消して9日時点とほぼ同水準になった。
・イタリア債のパフォーマンスはユーロ圏の他国債を下回った。ECB政策委員会メンバー、スペイン銀行(中銀)のデコス総裁は量的引き締め(QT)の開始日を12月に発表する可能性があると述べた。
・英国債も下落した。2年債と10年債の利回り格差は週間ベースで2009年以降で最もフラット化した。英国の国内総生産(GDP)が7-9月(第3四半期)に減少し、リセッション(景気後退)懸念が高まった。

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