*かぶとうし塾


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2022年9月26日月曜日

連休明け ◇ドル強い.144円台 令和4.9.26.Mon

26日 【日本株】
日経225 26,431.55 -722.28 -2.66%
TOPIX 1,864.28 -51.84 -2.71%
日経平均 ⇒ ◆陰.Lowエリア ⇒ -◇陽下げ.Lowエリア ⇒ ◆陰.Lowエリア
TOPIX .様子見 ⇒ ◆陰.Lowエリア ⇒ ⇒ ◆陰.Lowエリア
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【日経平均VI】
日経平均VI  25.13 +3.52 +16.29% ⇒ ◇陽.Highエリア
日経平均VI  21.61 -0.96 -4.25% ⇒ ◆陰.呑込み
日経平均VI 22.57 +1.32 +6.21% ⇒ ◇陽.Highエリア
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・英国が25.5兆円経済対策、1972年以来の大型減税-通貨と国債急落。
・株式が資産配分の王者から転落、利上げ受けさまざまな他の選択肢。
・23日のニューヨーク原油先物は5.7%安の1バレル=78.74ドル。
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26日、日本株7月以来の安値、英減税で金利上昇懸念-プライム銘柄92%下落

・26日の東京株式相場は続落し、TOPIXと日経平均株価は7月以来の安値。
・英政府の大型減税による景気刺激策がインフレ高進や金利上昇につながるとの懸念から、前週末の欧米株が大幅安となった流れを引き継いだ。
・自動車や素材など景気敏感銘柄を中心に売りが広がっている。
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岡三アセットマネジメントの前野達志
景気不安が株安の根底にある。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のために景気後退や金融市場の変動幅拡大を容認する姿勢を示している上に、各主要中央銀行も利上げに動いているため、悪影響への懸念が高まっている。

加えて金融市場を取り巻く悪材料が続いた。英政府の景気刺激策、ロシアが核兵器の使用示唆、イタリアの中道右派の過半数確実報道など世界情勢に関する先行き不透明感や不安が金融市場を包み込んでいる印象。

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りそなアセットマネジメントの下出衛
景気敏感銘柄に業績悪化を見込んだ売りが出ている。米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとした各中央銀行の利上げを受けて景気見通しが悪化。

業種別の値動きははっきりしている。景気敏感銘柄の売りが目立ち、ディフェンシブ銘柄は下げ渋っている印象。

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【個別銘柄】トヨタ自、東エレク、INPEX、日電波 など

◆トヨタ自 1963 -65大幅反落。
一時5月19日の安値を割り込み、3月以来の安値水準に。22日には、10月に世界で80万台程度を生産すると発表、8月時点では9-11月に平均で月90万台程度を生産する計画としていたことで、実質下振れの形となる。
半導体不足の影響が引き続き響くようだ。自動車生産正常化の遅れ長期化をネガティブに捉える動きが強まっている。なお、ロシア事業の撤退に関しては想定線と受けとめられている。

◆東エレク 38700 -1710大幅反落。
世界半導体市場統計によると、7月の半導体世界出荷額は前年同月比1.8%減となり、19年11月以来、32カ月ぶりに前年同月を下回った。
巣ごもり特需の一巡に加えて、中国の景気減速なども重なり、半導体需要に急ブレーキがかかってきているようだ。
同社など製造装置メーカーにとっては、半導体各社からの投資計画下振れなどが懸念される状況にも。東京市場連休中のグロース株を中心とした米国株安も逆風。

◆INPEX 1363 -146急落。
先週末のNY原油相場の下落が売り材料となっている。WTI原油先物11月限は1バレル=78.74ドルに下落、前日比5.7%安となり、80ドルを割り込んだ。
世界的な金融引き締めの動きが景気減速につながり、今後の原油需要減退の見方が強まる状況となっているもよう。全面安のなかでも、同社など鉱業株や石油関連株などが業種別下落率の上位に。

◇日電波 1537 +105大幅反発。
先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の23億円から40億円、前年同期比40.9%増に、通期では50億円から80億円、前期比54.4%増に、それぞれ一転2ケタ増益見通しに引き上げ。
車載向けを中心とした売上の伸長、為替相場での円安進行などが業績上振れの背景。第1四半期の業績水準から上振れ自体は想定線とみられるが、修正幅は想定以上との評価が優勢のようだ。

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9.26動いた株・出来た株
◇日本電波工業<6779> 1581 +149 想定以上の業績上方修正を発表。
◇ゲオHD<2681> 1815 +74 岩井コスモ証券の新規買い推奨以降は上値追い。
◇スノーピーク<7816> 2266 +64 社長辞任などへの反応も限定的で下値到達感も広がる。
◆INPEX<1605> 1390 -119 先週末のNY原油相場大幅安に連れ安。
◆出光興産<5019> 3245 -230 検査不正問題での調査報告書発表も原油安マイナス視が優勢。
◆川崎重工業<7012> 2344 -139 世界的な景気減速懸念から景気敏感株軟調。
◆三菱UFJ<8306> 697.8 -25.7 全体株安や米長期金利低下で。
◆トヨタ自動車<7203> 1975 -53 生産正常化の遅れ長期化をマイナス視へ。
◆ソフトバンクG<9984> 5122 -221 ホテル運営オヨの評価2割減などと伝わる。
◆東エレク<8035> 39300 -1110 7月の世界半導体出荷額は32カ月ぶり前年割れに。
◆ホンダ<7267> 3303 -173 来月上旬、鈴鹿で4割減産などと伝わる。
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NYダウ   ⇒ ◆Wr.逆立ち.Lowエリア ⇒ ◆陰.Lowエリア2 ⇒ ▼陰.Sup割れ.Lowエリア
NASDAQ ⇒ ▲Wr.逆立ち.Lowエリア ⇒ ◆陰.Lowエリア2 ⇒▼陰.Sup割れ.Lowエリア
9.23
NYダウ(INDU)29,590.41 -486.27 -1.62%
NASDAQ(COMPQ) 10,867.92 -198.87 -1.80%
S&P500(SPX) 3,693.23 -64.76 -1.72%
⇒ ▲Wr.逆立ち.Lowエリア ⇒ ◆陰.Lowエリア2 ⇒▼陰.Sup割れ.Lowエリア

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▼陰.Sup割れ.Lowエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は4日続落。
6月に付けた年初来安値(2万9888ドル78セント)を下回った。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げが米景気後退入りを招くとの懸念が強まり、幅広い銘柄が売られた。米欧の長期金利上昇も株売りを促した。

▼陰.Sup割れ.Lowエリア ⇒ナスダック総合株価指数は4日続落。
長期金利上昇で相対的な割高感が強まった高PER(株価収益率)のハイテク株は下げ。動画配信のネットフリックスや電気自動車のテスラなどの下げが目立った。

SOX指数
2,408.90 −35.35 (-1.45%) ⇒ ▲陰.逆立ち ⇒ ◆Wr.Lowエリア ⇒▼陰.Lowエリア
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VIX指数
29.92 +2.57 (+9.40%) ⇒ +nr.高値もみあい ⇒ ◆呑込み ⇒ △Wr.クアトロ浮上  
+9.40P 大幅に上げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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◆◇▽▲◇◆//◇◇▽▲▽ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
◇◇◆▲◇◆//◇◆◆▲▲ ユーロ ( ロナと金融政策に注目 )
◇◇◆◆◆◇//◇◆◆◆▲ 豪ドル ( 資源リンク )
_◇◆◇▲◇//▽◆◆△▲ 原油 78ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
連休明け ◇ドル強い.144円台
9.22
米ドル/円 144.07 144.09
ユーロ/円 141.75 141.83
ユーロ/米ドル 0.9839 0.9843
英ポンド/円 162.40 162.48
豪ドル/円 95.50 95.57
スイスフラン/円 149.06 149.15
原油(WTIC原油先物) 82.94 -1.00-1.19% ⇒ ▽たくり線 ⇒ ◆陰.逆立ち ⇒ ▲陰.切り下げ

◇ドル上げる.143円台. 原油.◆WR.Sup割れ.逆立ち.78ドル台   
9.24
米ドル/円 143.32 143.35
ユーロ/円 138.88 138.96
ユーロ/米ドル 0.9690 0.9694
英ポンド/円 155.59 155.68
豪ドル/円 93.54 93.59
スイスフラン/円 145.90 145.99
原油(WTIC原油先物) 78.74 -4.75 -5.69% ⇒ ▲陰.切り下げ ⇒ △反発 ⇒ ◆WR.Sup割れ.逆立ち

▲ドル下落.142円台.  原油.△反発.83ドル台  
9.23
米ドル/円 142.31 142.40
ユーロ/円 139.99 140.07
ユーロ/米ドル 0.9835 0.9839
英ポンド/円 160.16 160.25
豪ドル/円 94.54 94.57
スイスフラン/円 145.57 145.64
原油(WTIC原油先物) 83.49 +0.55 +0.66% ⇒ ◆陰.逆立ち ⇒ ▲陰.切り下げ ⇒ △反発

1.23日は欧州の主要株式相場も軒並み大幅に下げ、世界的な株安となった。英政府が23日に大規模な減税策と国債の増発計画を打ち出し、財政悪化やインフレ長期化懸念で英長期金利が急騰した。米国債にも売りが波及し、米10年債利回りは一時3.82%と2010年4月以来、12年ぶりの水準に上昇した。米企業業績の逆風となるドル高も進んだ。

市場では先安観も広がり、ゴールドマン・サックスは22日、S&P500種株価指数の年末の予想を従来の4300から3600に引き下げた。「投資家の大多数が経済のハードランディングが避けられないとの見方を受け入れている」(ゴールドマンのデビッド・コスティン氏)と。

2.航空機のボーイングや建機のキャタピラーなど景気敏感株の売りが目立った。原油安で石油のシェブロンも大幅安。長期金利上昇で相対的な割高感が強まった高PER(株価収益率)のハイテク株も下げた。

3.動画配信のネットフリックスや電気自動車のテスラなどの下げが目立った。

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【NY外為】
▽ドルが逃避需要で上昇、143円台前半-ポンドは1985年以来の安値 
◆▽◆◇◆//◇◇▽◆▽ 
・ドルが主要10通貨の全てに対して上昇し、ドル指数が最高値を更新。
・政策引き締めや債券の供給、成長減速への懸念で幅広い金融資産が下げる中、ドルは逃避需要を集めた。
・ポンドは英財政懸念の広がりでドルに対し3%余り下げ、1985年以来の安値となった。
・ドルは対円で0.6%高の1ドル=143円29銭。
・ユーロは対ドルで1.5%安の1ユーロ=0.9691ドル。

9.23
JPモルガン・チェースのミーラ・チャンダン、パトリック・ロック両為替アナリストは、ポンド・ドル相場予想を「1.10ドルから1.05ドルに引き下げた」ほか、対ドルおよび対スイス・フランでのポンド・ショートを引き続き推奨するとリポートで明らかにした。

【米国株】
▼米国株は大幅続落、英の大型減税方針で景気懸念増大 
◇▲◇◆▼//▽◆◆◆▼
・23日の米株式相場は大幅続落。
・英国の景気刺激策発表後、インフレ高進が金利上昇につながるとの懸念が高まり、世界的なリセッション(景気後退)に関する不安要因が増える中、高リスク資産の売りが加速。
・世界株安となり、S&P500種株価指数は一時6月に付けた終値ベースの安値を下回った。これは、相場下落の勢いが衰える兆候を探すチャート分析の専門家が下値支持線になり得ると見ていた水準。ただ投資家の本格的な降伏には至っておらず、下落局面はまだ続く可能性がある。ゴールドマン・サックス・グループはS&P500種の年末目標を3600と従来予想から下方修正した。

9.23
スレートストーン・ウェルスのチーフストラテジスト、ケニー・ポルカリ氏は「『この世の終わり』的な出来事とも感じられた今週については、トレーダーと投資家が負けを認めることになりそうだ」と。
「『リセッション(景気後退)が到来しそうだ』と人々が口にしなくなり、もうすでに到来したとの事実を受け入れれば、センチメントは変わるだろう」と。

マイケル・ハートネット氏らバンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストはリポートで、投資家は現金の保有を大きく増やしつつある一方、他の資産クラスについてはほぼ全て敬遠していると指摘。 投資家のセンチメントが2008年の金融危機以来で最悪となっていることに「疑いの余地はない」と記している。

【米国債】
◇米国債は長期債上昇、イールドカーブがフラット化 
◆▲◇◆◇//◇◆◆▲◇
・米国債は長期債が上昇。( 利回り下げる )

・米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.68%。

9.22
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング戦略責任者、グレゴリー・ファラネロ氏は「米当局のターミナルレート(利上げの最終到達点)が4.5%から5%に向かっているのであれば、米10年債利回りは3.75-4%が許容可能となる必要がある」と。
【原油】
▲NY原油は反落、成長懸念で-週間では今年最長の連続安 
◇◆◇▲◇//▽▲▲△▲
・原油先物相場は反落。
・1月以来初めて終値でバレル当たり79ドルを割り込んだ。週間ベースでは今年最長の4週連続安。
・世界的に中央銀行が経済成長を犠牲にしてインフレとの闘いを強化していることが、相場への重しになった。
・WTI先物11月限は、前日比4.75ドル(5.7%)安の1バレル=78.74ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント11月限は4.31ドル下げて86.15ドル。
9.23
米ヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)の創業パートナー、ジョン・キルダフ氏は「米経済や世界経済のハードランディングを巡る懸念が市場に影響している」と。
政策金利を「世界経済への木づち」のように使うことは、経済活動を妨げる可能性があり、「原油は売られているのはそれが理由だ」と。

【NY金】
▲NY金は下落、約2年ぶり安値-相次ぐ中銀利上げで 
◇◆◆◆◇//◆◆◇◇▲
・金相場は下落。
・ドルの上昇を背景に、スポット相場は約2年ぶりの安値を付けた。米金融当局に続いて、複数の国・地域の中央銀行がインフレ抑制に向け利上げを実施したことが背景にある。
・金先物12月限は、1.5%安の1オンス=1655.60ドル。

9.23
コムトレンツ・リスク・マネジメント・サービシズのディレクター、ナナセハー・ティアガラジャン氏は金の弱さは「続く可能性が極めて高い」と。

「金保有のコストを高くする金融引き締め」を理由に挙げた。ただその上で、「リセッション懸念やロシアとウクライナの紛争激化は金価格を支える可能性がある」と。

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【欧州株】
▲弱気相場入り
▽▲▲◆▲//◆◆◇▲▲ 
・23日の欧州株は下落。
・欧州600指数が米国などに続き弱気相場入りした。リセッション(景気後退)入りへの不安が高まり、リスク資産需要は後退した。
・欧州600指数は2.3%下落し、2020年12月以来の安値を付けた。1月に記録した最高値からの下げは21%となり、定義上の弱気相場に陥った。
・世界的な利上げが経済成長の重しとなり、需要冷え込みへの懸念から商品相場が下落。これを受けてエネルギー、鉱業株が特に売られた。
・食料品やヘルスケアなどディフェンシブな業種は下げが比較的小さかった。

【欧州債】
▲英大型減税でポンドと英国債が急落
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・欧州債市場では英国の5年、10年債利回りが過去最大の上昇。
・短期金融市場は、イングランド銀行(英中央銀行)が11月に125ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げする確率を50%織り込む。
・英10年債利回りは33.3bp上昇。5年債は51bp上昇の4.07%となった。
・投資家は英国の大型減税策や債務管理庁(DMO)が計画する国債発行規模拡大などを受け、同国の財政の持続可能性を疑問視している。ポンドは対ドルで一時3.5%下落し、1985年以来となる1ポンド=1.09ドルを下回った。
・ドイツ債は中期債を中心に下落。短期金融市場では、欧州中央銀行(ECB)による来年9月までの利上げが計242bp織り込まれている。前日から15bp上昇した。

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