*かぶとうし塾


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2022年6月24日金曜日

◇ドルもみあい 134円台 円安一服  原油.◆nr.様子見.104ドル台 令和4.6.24.Fri

24日 【日本株】
日経225 26,491.97 +320.72 +1.23%
TOPIX 1,866.72 +14.98 +0.81%
日経平均 ⇒ ◆陰.かぶせ.Sup5MA ⇒ △nr.もみあい ⇒ ◇陽.トリプル浮上
TOPIX ⇒ ◆陰.かぶせ.Sup5MA ⇒ -△nr.下げもみあい ⇒ ◇陽.トリプル浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.08 -1.38 -5.64% ⇒ ◆wr.クアトロ下げ
日経平均VI 24.46 +0.25 +1.03% ⇒ △陽.上げる
日経平均VI 24.21 +0.21 +0.88% ⇒ △陽.Sup25MA
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・23日の米10年債利回りは3.09%と7ベーシスポイント低下-リセッション懸念が強まる。
・パウエル議長、インフレ抑制への「無条件」コミット強調。
・米企業活動が失速、総合PMI低下-インフレ高進の影響浮き彫り。
・23日のニューヨーク原油先物は1.8%安の1バレル=104.27ドルと続落。
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24日、日本株上昇、米金利低下や商品市況安を好感-電機や精密株が高い

・24日の東京株式相場は上昇し、TOPIXは3日ぶり反発。
・米国の金利低下や商品市況安に伴うインフレ圧力の一服を好感し、電機や精密機器など輸出関連の一角、化学やガラス・土石といった素材、海運株中心に買われた。
・医薬品や小売りなど内需関連も堅調。
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で足元の一連のイベントを終え、世界の株式市場は先週の急落が激しかっただけに小康状態からの買い戻しや値ごろ感からの押し目買いが入っている。
FRBはインフレのピーク感が台頭しなければ粛々と大幅利上げを行っていくと宣言しており、米欧の製造業購買担当者指数(PMI)が急低下したことも考えると中長期的には依然楽観できる状況にはない。
足元はあくまで戻り限定のテクニカルリバウンドだと認識しておく必要がある。米金利低下は日本株を支えてきた円安効果が薄れる要素もある。
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セゾン投信の瀬下哲雄
昨日の米国ではパウエルFRB議長の発言がタカ派的過ぎるため景気後退するのではないかと金利が下がる一方、企業の業績見通しは下方修正されていないので結果的に株価が上がった。
低金利と良い業績というのは結局は両立しないため、そのロジックからは株式市場はもう少し調整に入る可能性。
日本株自体は経済再開でポジティブな感じだが、米国株が不安定で典型的にはリスクオンにはならない。
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【個別銘柄】レノバ、塩野義薬、SUBARU など

◇レノバ 2563 +500ストップ高。
経済産業省と国土交通省が洋上風力発電に関する新たな公募ルール案をまとめたと伝わっている。複数の海域で同時に事業者を募る場合、特定の企業連合がすべて落札するのを防ぐ仕組みとする。
運転開始時期が早い提案への評価なども高めていくようだ。直近では、三菱商事グループ連合が「低価格」を武器に複数の受注を獲得しており、同社など新興エネルギー企業には先行きへの懸念が強まる状況となっていた。

◇塩野義薬 6727 +319大幅反発。
前日は、新型コロナウイルス治療薬の継続審議が伝わったことで、業績寄与タイミングの遅れがネガティブ視される形となっていた。一方、本日は前日に発表した自社株買いの実施が好感され、切り返す動きとなっている。
発行済み株式数の2.39%に当たる720万株、500億円を取得上限としており、取得期間は6月24日から12月30日まで。新財団に自己株処分を割り当てることによる希薄化に対応するようだ。

◆SUBARU 2450 -73大幅続落。
トヨタと共同開発した新世代EVで、「トヨタbZ4X」の姉妹モデルである「ソルテラ」の販売を停止と伝わっている。
急旋回などでタイヤのボルトが緩み、脱落する恐れがあるとして、国土交通省にリコールを届け出ている。「トヨタbz4x」も同様の理由でリコールを行っている。
EV展開の遅れにつながるとの懸念が優勢に。なお、円安一服で自動車株が売り優勢となっている流れも本日は逆風。

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6.24動いた株・出来た株
(前場)
◇レノバ<9519> 2516 +453 洋上風力発電の新たな公募ルール案が伝わる。
◇Sansan<4443> 936 +69 前日にはメリルリンチ日本証券が投資判断を格上げ。
◇エムスリー<2413> 3858 +254 米ナスダック上昇受け出遅れ感強いグロース株には買い戻しも。
◇レーザーテック<6920> 15990 +750 米SOX指数下落だがグロース株の上昇に追随。
◆IHI<7013> 3540 -235 特に材料もなくグロース株への資金シフトか。
◆三菱重工業<7011> 4473 -180 大手重工株にはあらためて売り圧力が強まる展開にも。
◆SOMPO<8630> 5774 -172 保険株も米金利低下などがマイナス材料に。
◆三菱UFJ<8306> 736 -14.5 米長期金利低下をマイナス材料視。
◆トヨタ自動車<7203> 2095 -31.5 為替の円安一服などは自動車株の逆風に。
◆SUBARU<7270> 2414 -109 新型EVの販売停止とリコールを発表で。
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NYダウ   ⇒ ◇反発 ⇒ -◇陽もみあい.Reg5MA ⇒ ◇陽.トリプル浮上.Reg10MA
NASDAQ ⇒ ◇陽.2Gap ⇒ -◇陽.もみあい.Reg5MA ⇒ ◇陽.クアトロ上げ.Br10MA
6.23
NYダウ  30,677.36 +194.23 +0.64%
NASDAQ(COMPQ) 11,232.19 +179.11 +1.62%
S&P500(SPX)3,795.73+35.84 +0.95%
⇒ ▽反発.2Gap ⇒ -◇陽.もみあい.Reg5MA ⇒ ◇陽.トリプル浮上.10MAもみあい
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◇陽.トリプル浮上.Reg10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが景気悪化を招くとの懸念は根強く、相場の上値は重かった。その中で銘柄選別が進み、ハイテク株の一角やディフェンシブ株が買われ、相場を押し上げた。

◇陽.クアトロ上げ.Br10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
主力ハイテク株のほか、バイオ株が買われたのも指数を押し上げた。

SOX指数
2,602.74 −16.97 (-0.65%) ⇒ △反発.2Gap ⇒ -◇陽もみあい. 窓埋め調整 ⇒ ▼呑込. 窓埋め調整 
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VIX指数
29.05 +0.100 (+0.35%) ⇒ ▼nr.もみあい ⇒ ◆呑込.下落 ⇒ +nr.もみあい  
+0.35P 上げ( 金利政策を意識&ウクライナ情勢 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◆▽▲▲▽//◇▽◆▲ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◆◆▽◆◆▽//◇▽◆▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆▲◆◇◆◇//◇▽▲▲ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◆◆◇▲//◇◇▼◆ 原油 104ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい 134円台 円安一服  原油.◆nr.様子見.104ドル台 
6.24
米ドル/円 134.95 134.96
ユーロ/円 142.02 142.11
ユーロ/米ドル 1.0525 1.0529
英ポンド/円 165.42 165.49
豪ドル/円 93.10 93.14
スイスフラン/円 140.33 140.45
原油(WTIC原油先物)104.08 -0.19 -0.18%⇒ ◇nr.Sup50MA ⇒ ▼Wr.逆立.50MA割れ ⇒ ◆nr.様子見

◆ドルもみあい.136円台 原油.▼陰ひげ.逆立.50MA割れ.104ドル台 
6.23
米ドル/円 136.13 136.14
ユーロ/円 143.83 143.89
ユーロ/米ドル 1.0566 1.0569
英ポンド/円 166.94 166.98
豪ドル/円 94.26 94.29
スイスフラン/円 141.60 141.62
原油(WTIC原油先物)104.23 -1.96 -1.85%⇒( ◇nr.様子見)⇒ ◇nr.Sup50MA ⇒ ▼Wr.逆立.50MA割れ

▽ドル反発.136円台 円安進む 原油.◇nr.Sup50MA.109ドル台
6.22
米ドル/円 136.63 136.64
ユーロ/円 143.91 143.98
ユーロ/米ドル 1.0533 1.0537
英ポンド/円 167.73 167.78
豪ドル/円 95.19 95.22
スイスフラン/円 141.38 141.46
原油(WTIC原油先物)109.68 +0.16 +0.15%⇒ ◆Wr.クアトロ下げ ⇒( ◇nr.様子見)⇒ ◇nr.Sup50MA

1.パウエル議長は22日午前に米上院銀行委員会で証言に臨み「インフレ率を2%の目標に戻すことに強力に取り組む」と従来方針を繰り返し「今後も継続的な利上げが適切になる」と述べた。市場では「6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見と同様の姿勢が示され、警戒していたほどタカ派的ではなかった」(エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏)と受け止められた。
積極的な利上げに伴う景気懸念は根強く、取引終了にかけて下げに転じた。

2.アナリストが投資判断を引き下げた化学のダウが5%安で終えた。建機のキャタピラー、機械のハネウェル・インターナショナルなど他の景気敏感株も下げた。原油安を受けて石油のシェブロンも安い。
医療保険のユナイテッドヘルス・グループや医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンなどディフェンシブ株は総じて買われた。

3.半導体のエヌビディアや交流サイトのメタプラットフォームズが下落した。一方、動画配信のネットフリックスは上昇した。

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【NY外為】
◆円が対ドルで上昇、1ドル=135円ちょうど近辺
//◇▽▲▲▽//_▽◆
・安全な逃避先とされる通貨が上昇。金融状況の引き締まりにより、リセッション入りするとの懸念が背景にある。
・ドルは主要通貨の大半に対して上昇。円は続伸し、一時は134円台前半となる場面もあった。
・ドルは対円で0.9%安の1ドル=134円99銭。
・ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.0522ドル。
【米国株】
▽米国株は反発、S&P500種は1%高-利回り低下を受け
//▲◆▽▲▽//_▽◆▽
・23日の米株式相場は反発。
・国債利回りの低下を背景に買いが優勢になった。
 ・経済指標が予想を下回ったほか、米金融当局者のタカ派的な発言を受け、リセッション(景気後退)懸念が強まった。
・原油や銅などコモディティーは需要が弱まるとの兆候を受けて軟調となった。
6.23
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「FOMCが考えられていたよりも早く政策を転換すれば問題になるだろう。経済が想定より弱く、株式相場が考えられていたよりも格段に下落していることを意味するためだ」と。「そのため、早期の政策転換には注意を払う必要がある。早期に転換するというのは状況がかなり厳しいためで、強気な材料ではない」と。

【米国債】
▽米国債は上昇、10年債利回りは3.09% 
//▲▲▽◇▲//_▲▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・10年債利回りが7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.09%。

【原油】
◆NY原油先物は続落、FRB議長証言でリセッション懸念 
//◇◆◆▽▲//_◇▼◆ 
・原油先物相場は続落。
・パウエルFRB議長がインフレ抑制に対する自身のコミットメントは「無条件」のものだと述べたことから、リセッション懸念が高まり、売りが優勢になった。
・WTI先物8月限は、前日比1.92ドル(1.8%)安の1バレル=104.27ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント8月限は1.69ドル下げて110.05ドル。
6.21
世界最大の独立系石油商社ビトル・グループのラッセル・ハーディー最高経営責任者(CEO)は、供給拡大が進まない中、中国の燃料需要が回復しつつあるため、原油相場が下落する可能性は低いとの見方。

【NY金】
◆NY金先物は4日続落、PMI低下がインフレ高進の影響を示唆 
//▲▲◇▽▲//_◆◇◆
・金先物相場は4日続落。
・米PMIが低下し、インフレ高進の影響が浮き彫りになったことが金利先高観につながり、金は売りが優勢になった。
・金先物8月限は0.5%安い1オンス=1829.80ドル。

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【欧州株】
◆続落
//▲◆▽◇//◇◇◆◆ 
・ユーロ圏の企業活動の鈍化で景気悪化懸念が高まり、欧州600種指数は終値として約1年5カ月弱ぶりの安値。
・ドイツのDAX指数は1.76%安。ロシア産ガス供給が減少し、ドイツのガス緊急計画の「警戒段階」が発動された。
・ユーロ圏銀行株指数は4.46%下落した。S&Pグローバルが発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報 値は予想より大きく下げた。サービス部門PMIは56.1から52.8に低下した。
・景気に敏感な欧州600種石油・ガス株指数、資源株指数、自動車・部品株指数は1.97―3.64%下落。
・ヘルスケア株指数は0.57%、公益事業株指数は0.58%それぞれ上昇。
6.23
TSロンバードの戦略部門トップ、アンドレア・チチオーネ氏は「サービス業は依然堅調との予想が根底にあった。PMIはその思い込みに冷水を浴びせた」と

【欧州債】
◇ドイツの5年債利回りが急低下
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・ドイツの5年債利回りが急低下した。経済指標への失望感や、独が天然ガス供給の緊急計画を発動したことを受けた。
・S&Pグローバルが23日発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は予想以上に低下し2021年2月以来の低水準となった。物価高騰で消費意欲が減退した。
6.23
みずほ証券の金利ストラテジスト、ピーター・マッカラム氏は「インフレがまだピークに達していない時に利回りが持続的に低下することは難しいと考えるが、第4・四半期には経済が減速し始めるとみて、それを先取りしている」と

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