*かぶとうし塾


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2022年5月17日火曜日

◆ドルもみあい.128円台 原油.▽陽4.高値.113ドル台 令和4.5.17.Tue

17日 【日本株】
日経225 26,659.75 +112.70 +0.42%
TOPIX 1,866.71 +3.45 +0.19%
日経平均 ⇒ ◇陽.反発.出来増 ⇒ +◆陰上げ.Reg25MA ⇒ ◇陽.はらみ.様子見
TOPIX ⇒ ◇陽.反発.出来増 ⇒ ◆かぶせ.Reg25MA ⇒ ◇陽.はらみ.様子見  
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.19 -2.21 (-8.37%)⇒ ◆陰.大幅に下げる
日経平均VI 26.40 -3.10 (-10.51%)⇒ -◇陽下げ.Sup75MA
日経平均VI 26.75 -2.75 (-9.32%)⇒ ▲陰.逆立ち下げ 
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・上海、コロナ市中感染3日連続ゼロ-封鎖緩和開始の前提満たす。
・16日のニューヨーク原油先物は3.4%高の1バレル=114.20ドルと4営業日続伸。
・NY連銀製造業景況指数、予想外のマイナス圏-3カ月で2度目。
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17日、TOPIXは反発、中国封鎖の緩和期待-原油高で資源関連や海運高い

・17日の東京株式市場でTOPIXは反発。
・中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)が緩和に向かうとの期待。国際原油相場が戻り基調を強め、商社や鉱業、非鉄金属など資源関連が上昇。鉄鋼など素材関連、海運株も上げた。
・米金利低下が嫌気された銀行や保険株が安く、株式相場全体の上げを抑えた。
・食品株も下落。1-3月期の減益決算を前日に発表したアサヒグループホールディングスの株安が目立った。

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大和証券の細井秀司
インフレの情勢が依然変わらない中でも、中国の経済減速に伴うスタグフレーション懸念が和らぎ、株式相場はその分上昇。
中国では上海で都市封鎖が戻りそうな半面、北京では検査が強化される方向にある。コロナからの回復は一朝一夕にはいかないが、モノの動きや製造業が多い上海で経済活動が戻ってくるのをまずは好感した買いが優勢。
インフレがどこで落ち着くか見えにくくなった面が株式市場の気迷いムードにつながった。上海で経済活動が回復すれば、商品市況の騰勢が強まりインフレが加速しかねないというジレンマがある。
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セゾン投信の瀬下哲雄 
米国では主要な経済指標の発表などがいったん出尽くし、昨日の米国株が微妙な値動きになった中で日本株も方向感を失っている。
日本株は米国株ほど上がっていなかったため、両国のバリュエーション評価はもともと全然違う。そういう意味で日本株はそこまでネガティブになる必要はない。
金利上昇やインフレが米経済にどれだけ影響を与えてくるのかが一つのポイントになる。昨日発表の中国の経済指標は悪く、米国も悪化する可能性がある点には注意が必要。
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【個別銘柄】三菱UFJ 、リクルートHD、アサヒ、リコー など

◆三菱UFJ 717.1 -11.8続落。
前日に22年3月期決算を発表、純利益は1兆1308億円で前期比45.5%増となり、従来計画をやや上振れる着地。
23年3月期は1兆円で同11.6%減の見通しとしており、コンセンサスを下回る水準となっている。
今期配当金は前期比4円増の32円計画としているほか、発行済み株式数の4.7%、3000億円を上限とする自社株買い発表は下支えになっているが、減益ガイダンスを受けて上値は重い状況。

◇リクルートHD 4787 +95続伸。
前日に22年3月期の決算を発表、営業利益は3789億円で前期比2.3倍と大幅増益になっている。
23年3月期の調整後EBITDAは5200億円で同1.6%増の見通しとしている。収益成長は鈍化する見込みとなっているが、事業強化を目的とした人員増や販促費用の増加が背景で、株価にも相当程度反映済み。
主要3事業すべてが増収見込みなど、トップラインの順調な拡大をポジティブ視する動き。

◆アサヒ 4177 -509急落。
前日に第1四半期決算を発表、事業利益は247億円で前年同期比12.8%減益、会社計画は上振れのようだが、通期予想は2400億円で前期比10.1%増の見通しであり、やや低調なスタートと受けとめられている。
会社側では原材料高のマイナス影響見込みを引き上げており、とくに来年度業績に関して、一段の価格改定が浸透する余地があるかなど、不透明感が強まる状況にもなっている。

◇リコー 1037 +28大幅反発。
米国の先端医療スタートアップを買収し、「メッセンジャーRNA」医薬品の開発製造受託事業に参入すると伝わっている。米エリクサジェン・サイエンティフィックを7月にも買収、買収額は数十億円規模とみられているようだ。
同時に手掛ける創薬支援ビジネスと合わせ、2025年に200億円の売上高を目指すとされており、事務機に続く次の収益の柱の育成をポジティブに評価。

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5.17動いた株・出来た株
(前場)
*石油資源開発<1662> 2716 +202 原油相場の上昇が買い材料視される。
*川崎汽船<9107> 8940 +450 メリルリンチ日本証券では目標株価を引き上げ。
*アサヒ<2502> 4102 -584 原材料費などコスト上昇圧力を警戒視。
*電通グループ<4324> 4405 -300 第1四半期は市場コンセンサスをやや下振れ。
*三菱UFJ<8306> 723 -5.9 株主還元拡充も減益ガイダンスで上値重い。
*リクルートHD<6098> 4725 +33 主要事業のトップライン成長をプラス視。
*INPEX<1605> 1544 +72 原油市況の上昇で関連株として買いが優勢。
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NYダウ   ⇒ -◇陽.下げ渋り.Lowエリア ⇒ ◇陽.反発.出来少ない ⇒ ◇nr陽3.戻し調整
NASDAQ ⇒ ◇陽.入首.Lowエリア ⇒ ◇陽.反発.出来少ない ⇒ ▲nrはらみ.戻し調整
5.16
NYダウ 32,223.42 +26.76 0.08%
NASDAQ 11,662.79 -142.21 -1.20%
S&P500指数 4,008.01 -15.88 -0.39%
⇒ ◇陽.入首.Lowエリア ⇒ ◇陽.反発 ⇒ ▲nrはらみ.戻し調整

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◇nr陽3.戻し調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は小幅に続伸。
原油高を受けて石油株が買われ、ディフェンシブ株の一角も上げた。
米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めへの警戒からハイテク株や消費関連株は売られ、相場の重荷。

▲nrはらみ.戻し調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落。
主力株が売られ、ネット通販のアマゾン・ドット・コムやネット検索のアルファベットの下げが目立った。

SOX指数
SOX指数 2,920.06 −50.31 (-1.69%) ⇒ ◇陽.入首.Lowエリア ⇒ ◇陽.Cog反発 ⇒ -◇はらみ.戻し調整  
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VIX指数
VIX恐怖指数 27.47 −1.40 (-4.85%) ⇒ ◆呑込.下げ3 ⇒ ◆陰.大幅下落 ⇒ ◆陰5.大幅下落  
-4.85P 大幅に下げる( 金利政策を意識&ウクライナ情勢 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◆◆◆▲◇//◇◆ ドル円 128円台( 金融政策意識 )
//◆◆◆◆◆▽//◇◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◆▲◇◆▽//◇◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▲◆▽◇▽//_▽ 原油 113ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい.128円台 原油.▽陽4.高値.113ドル台
5.17
米ドル/円 128.97 128.98 -0.16 -0.12%
ユーロ/円 134.53 134.55 -0.20 -0.15%
豪ドル/円 89.93 89.95 -0.09 -0.10%
NZドル/円 81.37 81.43 -0.09 -0.11%
カナダドル/円 100.35 100.37 -0.21 -0.21%
英ポンド/円 158.92 159.03 -0.17 -0.11%
スイスフラン/円 128.70 128.76 -0.18 -0.14%
原油(WTI原油先物)113.89 +3.40 +3.08% ⇒ +nr.もみあい ⇒ ◇陽.sup3MA ⇒ ▽陽4.高値

週明け◇ドルもみあい 全通貨で円安に  
5.16
米ドル/円 129.35 129.38 +0.16 0.12%
ユーロ/円 134.61 134.70 +0.11 0.08%
豪ドル/円 89.82 89.85 +0.18 0.20%
NZドル/円 81.35 81.38 +0.19 0.23%
カナダドル/円 100.22 100.28 +0.17 0.17%
英ポンド/円 158.58 158.66 +0.18 0.11%
スイスフラン/円 129.00 129.08 +0.08 0.06%
5.13)原油(WTI原油先物)110.16 +4.03 +3.80% ⇒ ◇呑込.反発 ⇒ +nr.もみあい ⇒ ◇陽.sup3MA

◇ドルもみあい 129円台前半  原油.◇陽.sup3MA.110ドル台 
5.14
米ドル/円 129.19 129.22
ユーロ/円 134.50 134.58
豪ドル/円 89.64 89.69
NZドル/円 81.16 81.24
カナダドル/円 100.05 100.11
英ポンド/円 158.40 158.49
スイスフラン/円 128.92 129.00
原油(WTI原油先物)110.16 +4.03 +3.80% ⇒ ◇呑込.反発 ⇒ +nr.もみあい ⇒ ◇陽.sup3MA

1.信用取引などに関連した投げ売りが前週で一巡したとの見方も、目先の戻りを期待した買いを誘った。ダウ平均は前週まで7週連続で下げており、押し目買いも入りやすかった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めへの警戒からハイテク株や消費関連株は売られ、相場の重荷となった。
上海市が6月に都市封鎖を解除する方針を示したのを受け、米原油先物相場が一時、ほぼ2カ月ぶりの高値を付けた。

2.石油のシェブロンが3%高となったほか、中国販売が多い建機のキャタピラーと工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、化学のダウも買われた。医薬品のメルクなどディフェンシブ株も高い。
ガソリン高が消費を抑えるとの懸念から消費関連株が売られ、映画・娯楽のウォルト・ディズニー、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが安い。

3.金融引き締め局面では相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株の売り。顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップルが下げた。
顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップルが下げた。

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【NY外為】
◆ドルは高安まちまち、129円台前半-原油高でカナダ・ドル上昇
//◆◇◇◇◆//◆
・ドルが主要10通貨に対して高安まちまち。原油高を追い風にカナダ・ドルは上昇。ポンドも値上がりした。
・欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測が高まった。
・ドルは円に対して0.1%安の1ドル=129円08銭。
・ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.0431ドル。
5.16
シティグループのバシレイオス・ギオナキス氏は「短期的にはドルに対する円ロングが魅力的だと考える。成長懸念が残る中、リスク資産の下落継続に加え、短期的な米国債利回り低下の局面も予想されるというのが当社として最もあり得るシナリオだ。当社の見解では、この組み合わせはドル・円の下落を示唆する。ドルのポジション動向がロングに傾いている場合はなおさらだ」と

【米国株】
◆S&P500やナスダック下落、終盤に失速-ダウ平均は小幅高
//▲◇▲◆▽//◆
・16日の米株式市場ではS&P500種株価指数が反落。日中に一進一退の展開が続いた後、引け際1時間に失速した。
・米国と中国での新たな景気低迷の兆候が意識された。
・朝方発表された5月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場の予想外に活動縮小を示した。縮小は過去3カ月で2度目。経済活動の減速は米金融政策の軌道を複雑にする可能性があるとの懸念を強めた。
5.16
CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのデービッド・ドナベディアン最高投資責任者(CIO)は「リセッション(景気後退)入りを見込んで、市場から投資資金が引き揚げられている」と。
「リセッションが起きるとの見方に強く反論するのは率直に言って難しい。米金融当局の引き締めが大抵の場合それを引き起こすというのは周知のことだ。今回はそうならないとの理由が必要になるが、その理由を考え付くのは容易ではない」と

【米国債】
◆米国債は小幅まちまち、10年債利回り2.88%に低下 
//◇◇◇◇▲//◆
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.88%。

【原油】
▽NY原油は4日続伸、3月以来の高値-ガソリン主導で買い 
//▲◆▽◇▽//_▽ 
・原油先物相場は4営業日続伸。
・精製品の世界的な供給不足を受け、夏季の供給を巡って懸念が高まり、燃料価格が引き続き押し上げられ。
・米ガソリン先物相場は初めて1ガロン=4ドルを超え、ガソリン小売価格の全米平均も最高値を更新した。
・WTI先物6月限は、前営業日比3.71ドル(3.4%)高の1バレル=114.20ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は2.69ドル高の114.24ドル。

【NY金】
▽NY金は反発、ドル下落で買い-朝方は軟調 
//◆◆◇◆◆//▽
・金先物相場は反発。
・ドルの下落を背景に買いが入った。朝方は世界の主要中央銀行がタカ派姿勢を取っていることから、金利の付かない金の魅力が薄れ、軟調な場面が目立った。
・金先物6月限は、前週末比0.3%高の1オンス=1814ドル。

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【欧州株】
◆ほぼ変わらず、中国の統計を材料視
//▲◇◇◆▽//◆ 
・6日の欧州株はほぼ変わらず。
・業績の強い伸びや魅力的な水準まで低下したバリュエーションが相場を下支えた一方、中国の経済統計が予想を下回ったことは上値を抑えた。中国で発表された工業生産や小売売上高は大幅な落ち込みだった。
・テクノロジーや建設銘柄が特に売られたが、鉱業や公益事業株は値上がりした。
・企業利益は底堅いものの、タカ派的な金融当局やインフレ加速、リセッション(景気後退)の可能性が懸念され、リスク資産が敬遠されている。

【欧州債】
◇英国債上昇
//◆◇◇◇◆//◇ 
・英国債は上昇。短期金融市場ではイングランド銀行(英中央銀行)の引き締め観測は若干高まったが、ベイリー総裁はインフレに関して「悪い状況」との認識を示した。
・ドイツ債のイールドカーブがツイストフラット化。欧州中央銀行(ECB)による引き締め観測で償還期限の短い国債に売り圧力が高まった。
・イタリア債のイールドカーブもツイストフラット化。短期金融市場では7月時点でのECBによる利上げは28ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)が織り込まれている。

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