*かぶとうし塾


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2022年1月19日水曜日

ドルもみあい.114円台 原油.◇Wr.高値更新.86ドル台 令和4.1.19.Wed

19日 【日本株】
日経225 27,467.23 -790.02 -2.80%
TOPIX 1,919.72 -58.66 -2.97%
日経平均 ⇒ +Bigup.もみあい推移 ⇒ ◆陰.呑込み調整 ⇒ ▼WR.-Low
TOPIX ⇒ +◆陰上げ.もみあい推移 ⇒ ◆陰.呑込み調整 ⇒ ▼WR.-Low
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.87 +3.13 (+14.40%)⇒ ◇陽.大幅に上げる
日経平均VI 21.74 +0.48 (+2.26%)⇒ ◇陽.呑込みブル
日経平均VI 21.26-0.64 (-2.92%)⇒ ◆陰はらみ
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ソニーG株が20年3月来の大幅安、マイクロソフトがゲーム会社を買収。
トヨタ株が1年10カ月ぶり日中下落率、生産計画引き下げを嫌気。
18日の米10年債利回りは1.87%台と前営業日比9ベーシスポイント上昇-2020年1月以来の高水準。
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19日、日経平均が一時900円安、米金利上昇を嫌気-ほぼ全面安、ソニー急落

・19日、東京株式相場は大幅に続落。
・日経平均株価の下げ幅は一時900円を超えた。米長期金利が1.8%台後半に一段と水準を切り上げたため、将来収益で評価して割高感の出る成長株を中心に売りが広がった。
・電機や精密機器株が安い。個別銘柄ではソニーグループの12%を超える下落が目立った。米マイクロソフトがゲームソフト会社のアクティビジョン・ブリザードを買収すると発表し、ゲーム機で競合する同社に懸念する売りが出た。

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楽天投信投資顧問の平川康彦
原油高騰で高まったインフレ懸念を背景に米長期金利が急上昇し、ハイテク株中心にバリュエーション調整の売りが出た。先物の売りとともに株式相場全体の下げが加速。
金利上昇に伴うバリュエーションの縮小で、日経平均は2万5000円台まで下げる可能性がある。急騰する米長期金利は2%が近い。2%超えれば割安とされる日本株も無傷ではいられない。
株式も債券もボラティリティーが高まればファンド運用者などは抱えきれない。先に売った者勝ちという状況になるのではないか。
人手不足や物流停滞に伴う物価上昇に主要国の中央銀行の金融引き締めで対応する効果には限りがある。世界的な景気回復のピークも意識される。
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【個別銘柄】日本製鉄、三菱UFJ、パーク24、トヨタ自、ソニーGなど

◆日本製鉄 1929 -92.5大幅続落。
ジェフリーズ証券が投資判断を「ホールド」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も2400円から1700円に引き下げたことで前日に急落。本日も売り優勢の展開となっている。
中国の鉄鋼市況悪化によるマージン圧迫、東南アジアの鉄鋼価格の下落などを背景に、23年3月期は大幅減益・減配を予想している。また、脱炭素化投資は株主還元を圧迫するとも指摘。

◆三菱UFJ 690.7 -13.2続落。
前日の米国市場では10年物国債利回りが1.87%台と2年ぶりの水準にまで上昇したが、本日は長期金利上昇をポジティブ視する動きは限定的、米金融株安の流れに押される展開となっている。
10-12月期決算を発表したゴールドマン・サックスが7%安と急落したことが米金融株安の背景。ゴールドマン・サックスはトレーディング部門が振るわず、10-12月期EPSが市場予想を下回っている。

◇パーク24 1655 +39大幅続伸。
前日に12月の月次動向を発表している。売上高は前年同月比7.0%増と2カ月連続でのプラス成長、売上総利益は同63.6%増と大幅に拡大。
コロナ禍前の一昨年との比較では、売上高は2.0%減だが、売上総利益は8.4%増と増益に転じている。コロナ禍前との比較での増益は昨年10月に続く2度目となる。業績回復傾向が鮮明化しつつあるとの見方が優勢となってきている。

◆トヨタ自 2303 -120.5大幅反落。
2月の世界生産を前年同月比1割増の70万台強にすると発表。東南アジアにおける半導体調達の滞りなどを背景に、21年末までにサプライヤーに通知した従来計画の90万台規模に2割届かない水準となるようだ。
通期の世界生産計画900万台の達成ハードルは高まったとの見方になっている。新型コロナウイルス感染再拡大の影響とみられるが、半導体調達不足の想定以上の長期化をネガティブ視する動きが優勢に。

◆村田製 8599 -541大幅反落。
SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に、目標株価も12700円から9900円に引き下げた。
自動車用MLCCの業績を押し上げた顧客のBCP在庫積み上げ需要の剥落が予想されること、PC向けMLCCにおける巣ごもり需要減速が予想されること、MLCC需給緩和に伴いバリュエーションを変更したことなどが格下げの背景。SMBC日興証券では太陽誘電の投資判断も同様に格下げした。

◆ソニーG 12410 -1820急落。
米マイクロソフトが、ゲーム大手のアクティビジョン・ブリザードを687億ドルで買収すると発表している。マイクロソフトにとっては過去最大のM&Aとなるようだ。有力ソフトを取り込むことによるゲーム事業の拡大を図っていく計画。
競争激化への懸念につながっているほか、アクティビジョンはPSにもソフトを提供していることで、同社業績への直接的な影響も警戒される状況。

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1.19動いた株・出来た株
三菱商事<8058> 3872 -57 鉄鋼を除いた資源関連株の一角は相対的に底堅い。
第一生命HD<8750> 2643.5 -16.5 米長期金利の先高観が追い風となり、相場急落時でも底堅い。
(前場)
◇パーク24<4666> 1675 +59 12月の月次動向がプラス材料視される。
◆ソニーグループ<6758> 12885 -1345 マイクロソフトのソフト会社買収で競争激化懸念強まる。
◆レノバ<9519> 1618 -124 前日には強い動き目立った反動で戻り売りも。
◆三井ハイテック<6966> 8950 -690 トヨタの2月生産計画下振れなどもネガティブ視で。
◆商船三井<9104> 8930 -580 前日の鉄鋼株安受けて海運株にも売り波及。
◆川崎汽船<9107> 7440 -440 海運株安の流れにも押される形へ。
◆日本郵船<9101> 9090 -550 鉄鋼株安の流れからバリュー株にも売り波及。
◆村田製作所<6981> 8594 -546 SMBC日興証券が投資判断を「1」から「2」に格下げ。
◆太陽誘電<6976> 6040 -380 SMBC日興証券では投資判断を格下げ。
◆三菱UFJ<8306> 695 -8.9 米ゴールドマンが決算を受けて大幅安に。
◆トヨタ自動車<7203> 2351 -72.5 2月の世界生産計画を下方修正。
◆日本製鉄<5401> 1975.5 -46 前日にはジェフリーズ証券が投資判断を格下げ。
◆デンソー<6902> 9308 -444 トヨタの2月生産計画下振れをネガティブ視。
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NYダウ   ⇒ ▲陰.調整2 ⇒ ▼長いひげ.調整.完 ⇒ ▼Wr.値幅調整に.陰4
NASDAQ  ⇒ ◆大陰.値幅調整に  ⇒ ◇陽.Trsか ⇒ ◆陰.ダブルボトムか
1.18
NYダウ 35,368.47 -543.34 -1.51%
NASDAQ 14,506.90 -386.86 -2.60%
S&P500指数 4,577.11 -85.74 -1.84% ⇒ ◆大陰.値幅調整に ⇒◇陽.Trsか ⇒ ◆wr.調整

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▼Wr.値幅調整に.陰4 ⇒ 米長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク株が売られた。朝方発表の決算が嫌気されたゴールドマン・サックスが大幅に下げ、金融株全般が売られたのも相場の重荷。

◆陰.ダブルボトムか ⇒ ハイテク株が軒並み売られ、ソフトウエアのマイクロソフトと顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが2%強下げた。ダウ平均の構成銘柄以外では半導体製造装置のアプライドマテリアルズが9%安、半導体のエヌビディアが4%安となるなど半導体関連株の下げが目立った。
SOX指数
SOX指数 3,727.24 −173.37 (-4.44%) ⇒ ◆大陰.値幅調整1 ⇒ ◇陽.BGS ⇒ ◆WR.大幅調整1 
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VIX指数
VIX恐怖指数 22.79 +3.60 (+18.76%) ⇒ ◇大陽.大きく上げる ⇒ ▲陰.下げる ⇒ ◇陽.BigUp  
+18.76P 大幅に上げる。( 金利政策を意識 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◆◇▲◆◇//◆◇◆ ドル円 114円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◆//◆◇◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◇◆◆//◇◇◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//◆▽◇◆▽//_◆▽ 86ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい.114円台 原油.◇Wr.高値更新.86ドル台
1.19
米ドル/円 114.60 114.65 -0.01 -0.01%
ユーロ/円 129.77 129.83 -0.03 -0.02%
豪ドル/円 82.31 82.38 0.00 0.00%
NZドル/円 77.57 77.59 -0.01 -0.01%
カナダドル/円 91.59 91.60 +0.01 0.01%
英ポンド/円 155.80 155.86 0.00 0.00%
スイスフラン/円 124.87 124.90 -0.06 -0.05%
原油(WTI原油先物) 86.52 +2.24 2.66% ⇒ ◇Wr.強い.高値 ⇒ ◆Nr.もみあい ⇒ ◇Wr.高値更新

◇ドル.もみあい. 114円台  原油.◆Nr.もみあい.84ドル台
1.18
米ドル/円 114.61 114.63 +0.01 0.01%
ユーロ/円 130.75 130.82 +0.03 0.02%
豪ドル/円 82.61 82.68 -0.02 -0.02%
NZドル/円 77.84 77.90 -0.05 -0.06%
カナダドル/円 91.55 91.59 +0.04 0.04%
英ポンド/円 156.35 156.48 -0.02 -0.01%
スイスフラン/円 125.38 125.42 +0.02 0.02%
原油(WTI原油先物) 84.28 −0.11 −0.13%⇒ ◆陰.調整 ⇒ ◇Wr.強い.高値 ⇒ ◆Nr.もみあい

週明け◆ドルもみあい.114円台
1.17
米ドル/円 114.16 114.20 -0.04 -0.04% ユーロ/円 130.29 130.39 -0.06 -0.05% 豪ドル/円 82.38 82.48 +0.09 0.11% NZドル/円 77.72 77.77 +0.10 0.13% カナダドル/円 91.02 91.08 +0.05 0.06% 英ポンド/円 156.08 156.19 -0.07 -0.04% スイスフラン/円 125.08 125.15 +0.11 0.09%
1.14)原油(WTI原油先物) 84.39 +2.72 +3.34% ⇒ ◇陽2.Nr ⇒ ◆陰.調整 ⇒ ◇Wr.強い.高値

1.長期金利が一時1.87%と前週末終値に比べ0.09%上昇し、2020年1月以来の高水準を付けた。金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りもほぼ2年ぶりに1%を上回った。18日は米原油先物相場が一時7年ぶりの高値を付けたこともあり、インフレ警戒が強まった。「米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを前倒しする可能性が高まり、投資家心理が悪化した」。

2.グロース(成長)株が売られた一方で、景気敏感株などバリュー(割安)株への資金シフトも限られた。景気敏感株の代表である金融株には売りが広がった。きっかけはゴールドマン・サックスの決算だ。人件費上昇が重荷となり、21年10~12月期の1株利益が市場予想に届かなかった。


3.ハイテク株が軒並み売られ、ソフトウエアのマイクロソフトと顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが2%強下げた。ダウ平均の構成銘柄以外では半導体製造装置のアプライドマテリアルズが9%安、半導体のエヌビディアが4%安となるなど半導体関連株の下げが目立った。

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【NY外為】
◇ドルほぼ全面高、米利回り上昇など支え-対円は114円台後半
//◇◇▲◆◇//_◇
・ドル指数が3営業日続伸し、年明け最初の営業日だった3日以来の大幅高。米国債利回りの上昇に支えられたほか、大幅な米利上げの可能性に備える動きとなった。
・ドルは円を除く主要10通貨に対して全面高。一方、スウェーデン・クローナやノルウェー・クローネは下げが目立った。
・ドルは対円ではほぼ変わらずの1ドル=114円60銭。
・ユーロは対ドルで0.7%安の1ユーロ=1.1324ドル。

【米国株】
▲米国株は下落、ハイテクの売り目立つ-ダウ543ドル安
//◇▽◇▲◇//_▲
・18日の米株式相場は下落。
・各中央銀行がこれまでの想定よりも早期の利上げを迫られるとの観測が強まる中、売りが広がった。
・ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は2.6%値下がり。アップルやメタ・プラットフォームズといった大型株の下げが響いた。
・原油高に支えられ、エネルギー株は上昇した。
1.18
ジュリー・ビール氏は「高めの金利は定着するだろう。資本を借り入れている企業というだけでなく、主にバリュエーションの観点で誰もがそれを考慮に入れなくてはならない」と。「超割高なハイテク株の下げは続くだろう」と。

【米国債】
▲米国債下落、積極的な利上げの観測-10年債利回り1.87%
//◆▽◇◇▲//_▲
・米国債下落。( 利回り上げる )
・国債利回りはドルとともに上昇した。
・10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.87%。

【原油】
▽NY原油は続伸、アジアで現物需要高まる
//◆▽◇◆▽//_▽
・原油先物相場は続伸。
・新型コロナウイルスのオミクロン変異株による需要への懸念が薄れる一方、世界各地で供給がタイトになっているため、世界最大の消費地域であるアジアで現物需要が高まっている。
・先物2月限は、前営業日比1.61ドル(1.9%)高の1バレル=85.43ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.03ドル高の87.51ドル。

【NY金】
▲NY金は3日続落、大幅利上げ観測で利回り上昇
//▽▽◇▲▲//▲
・金先物相場は3営業日続落。
・FOMCが3月の会合で大幅利上げに踏み切るとの観測が強まり、国債利回りが上昇したため、金利がつかない金の魅力が弱まった。
・金先物2月限は0.2%安の1オンス=1812.40ドル。

【欧州株】
◆反落
//◆▽◇◆◆//◇◆
・欧州600種指数は1週間ぶりの安値。
・米連邦準備理事会(FRB)による早ければ3月の利上げ観測を反映して米短期国債利回りが上昇し、分野別ではテクノロジー株が最も下げた。
・中央銀行のタカ派的姿勢や地政学的緊張、エネルギー価格の高騰が投資家心理を悪化させて急落。テクノロジー株指数は2.19%下落。

【欧州債】
◆国債利回りが上昇
//◆◆◇◇◆//
・ドイツ債がまちまちとなる中、10年債利回りがゼロ水準に接近した。市場は米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢を強める可能性を懸念。
・アナリストはユーロ圏の金融政策正常化への道のりは緩やかだが、米国の利回り上昇が欧州に波及するとみている。

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