*かぶとうし塾


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2021年11月29日月曜日

週明け◆ドル弱いまま_113円台 原油_⇒様子見 令和3.11.29.Mon

29日 【日本株】
日経225 28,283.92 -467.70 -1.63%
TOPIX 1,948.48 -36.50 -1.84%
日経平均⇒+◇はらみ_Reg5MA⇒-■WR_大幅調整⇒-▲Big_調整2
TOPIX ⇒+▲陰はらみ_Reg5MA⇒-■WR_大幅調整⇒-▲Big_調整2
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【日経平均VI】
日経平均VI 27.33 +5.00 (+22.39%)⇒+BigUp_急騰
日経平均VI 22.33 +3.32 +0.15(+17.46%)⇒+□WR_大幅上昇
日経平均VI 19.01 -0.53 (-2.71%)⇒-◆bear_下げ
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オミクロン変異株、WHOが注意喚起-南ア専門家「軽い」と指摘。
外国人の新規入国、30日から全世界を対象に中止-岸田首相。
米S&P500種株価指数は2月以来の大幅安、ニューヨーク原油先物相場は2020年4月以来の大幅安。
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29日 日本株は大幅続落、新たな変異種が広がり経済停滞を懸念-ほぼ全面安

・29日の東京株式市場は大幅に続落。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が欧州などで広がり、景気の先行き不安が継続。
・岸田文雄首相が午後に、全世界を対象に外国人の新規入国を30日から停止すると話し、売り圧力が強まった。
・自動車や素材、陸運など幅広い業種が下落し、連日のほぼ全面安。

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午前は変異株の症状が軽傷かもしれないとの期待から下げ渋ったものの、午後は外国人の新規入国停止で経済活動の再開が遅れるとの見方が強まった。
新型コロナが収束に向かう前提で世界の中央銀行はどう動くかが市場の関心事だった。もし感染が再度広がるようならインフレ対応も含めて市場を取り巻く環境はこれまで以上に複雑になりかねない。
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コロナ変異株のニュース次第で、逃げ遅れた一部投機勢の「売りの口実」となったり、ファンダメンタルズ悪化懸念によるリスクオフを誘発したりする可能性が残る。
世界経済の回復基調が途切れるリスクや日本の経済再開が途切れるリスクは現時点では低い。各国政府の対応は迅速で、現状では重症化率や病床使用率に問題がなければ経済再開を優先するスタンスの国が多い。
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【個別銘柄】レーザーテック、NEC、KDDI、郵船など

◇レーザーテック 30160 +1150切り返して急伸。
先週末の米SOX指数が3%近い下落となったことで、朝方は売りが優勢となる場面もあったが、その後は押し目買いの動きが優勢の展開に。
南アフリカでの新型コロナウイルス変異種確認を受け、世界経済への影響懸念も高まっているが、一方で、世界的な利上げに向けた動きは沈静化するとの見方にもつながり、総じてグロース株は買い材料視される状況。

◇NEC 5130 +20反発。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価は6100円から6600円に引き上げた。
営業利益予想は、半導体不足の影響を考慮し22年3月期を減額。
23年3月期以降はグローバル5Gの見通し引き上げにより上方修正。いずれ半導体不足の影響への懸念が解消すると考えれば、現状の株価には割安感があると判断。

◇郵船 7550 +180大幅反発。
大手海運株軒並み高で、海運セクターは本日逆行高の展開になっている。
先週末のバルチック指数は3.3%の上昇となるなど、目先の海運市況の底打ち感も意識される状況に。
コロナ感染拡大がコンテナ船市況大幅上昇のきっかけにつながったとの見方も多く、南アフリカにおける新型コロナウイルス変異種の確認が、思惑材料視される形にもなっているもよう。

◆KDDI 3350 -70大幅続落。
ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価を4040円から3700円に引き下げた。
楽天モバイルからのローミング収入が減収トレンドに向かう点、ライフデザイン(LD)領域の成長性が減速している点、NTTグループ再編により強みの法人ビジネスの競争環境激化が見込まれる点などを考慮し、営業利益成長率予想を引き下げている。

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11.29動いた株・出来た株
*スクリン<7735> 11510 +20 オミクロン株きっかけに利上げ懸念後退、成長期待高い半導体関連は買い優勢。
*エイチ・アイ・エス<9603> 1971 -109 岸田政権は30日午前0時から全世界対象に外国人入国措置を禁止。
*イビデン<4062> 7000 +30 ICパッケージ基盤など成長期待高く、前週末に続き別格の底堅さ。
(前場)
*オイシックス・ラ・大地<3182> 3575 +205 巣ごもり消費関連の一角として関心へ。
*日本電子<6951> 9190 +470 ゴールドマン・サックス証券では目標株価を引き上げ。
*マルマエ<6264> 3070 +155 半導体製造装置関連の一角が強い動きに。
*レーザーテック<6920> 30500 +1490 グロース株には利上げペース鈍化への思惑も。
*川崎汽船<9107> 5070 +260 本日は大手海運株が一斉高の展開になる。
*日本郵船<9101> 7700 +330 コロナ再流行によるコンテナ運賃再上昇への思惑も。
*商船三井<9104> 6800 +310 バルチック指数の上昇なども支援に。
*任天堂<7974> 52010 +2160 コロナ再流行による巣ごもり消費の拡大を思惑視。
*エムスリー<2413> 6367 +256 ワクチン関連として押し目買いの動きも強まる。
*メドピア<6095> 3850 +220 オミクロン株流行意識で医療人材関連の一角が堅調。
*OLC<4661> 18265 -530 コロナ変異株確認による業績回復の遅れを懸念視。
*三菱UFJ<8306> 614.1 -8.9 米長期金利の低下が銀行株の売り材料に。
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NYダウ   ⇒+▽反発1⇒-▽bull_もみあい⇒-■Wr_値幅調整1
NASDAQ  ⇒-▼ひげ_調整2⇒+□呑込_反発⇒-■Bear_値幅調整1
11.26
NYダウ 34,899.34 -905.04 -2.53%
NASDAQ 15,491.66 -353.57 -2.23%
S&P500指数 4,594.62 -106.84 -2.27%⇒+■Wr_値幅調整1
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-■Wr_値幅調整1⇒ダウ工業株30種平均は大幅に続落。下げ幅、下落率ともに今年最大となった。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異型が見つかり、世界経済の回復が遅れるとの見方が広がった。消費や航空関連株が下げを主導した。

-■Bear_値幅調整1⇒ナスダック総合株価指数は反落。、「巣ごもり消費」の関連銘柄の一角は買いが優勢。動画配信のネットフリックスやビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが上昇。
SOX指数
SOX指数 3,757.13 −112.88 (-2.92%) ⇒+▼bear_調整2⇒+□呑込_反発⇒-■Bear_調整入り
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VIX指数
VIX恐怖指数 28.62 +10.04 (+54.04%) ⇒+◆陰線_上げ⇒-▲bear_下げ⇒+□High_大幅上げ  
+54.04P 大幅に上げる。( 金利政策を意識 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//▲◇◇▽◆▲//◆ ドル円 113円台( 金融政策意識 )
//▲◇◇◆◆▲//◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//▲◇◇◆◆▲//◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◇▽◆◆■//_ 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け◆ドル弱いまま_113円台 原油_⇒様子見
11.29
米ドル/円 113.36 113.39 +0.05 0.04%
ユーロ/円 128.21 128.28 -0.02 -0.02%
豪ドル/円 80.63 80.77 +0.03 0.04%
NZドル/円 77.24 77.31 -0.11 -0.14%
カナダドル/円 88.82 88.87 +0.26 0.29%
英ポンド/円 151.13 151.22 -0.03 -0.02%
スイスフラン/円 122.76 122.81 +0.17 0.14%
(11/26) 原油(WTI原油先物) 68.16 −9.85 −12.63%⇒-nr_よこばい様子見⇒-◆nr_様子見⇒-■WR_最大調整

▲ドル下げる_113円台 原油_⇒-■WR_最大調整_68ドル台 
11.27
米ドル/円 113.496 113.056 - 115.363 -1.85 (-1.61%)
ユーロ/円 128.424 127.802 - 129.317 -0.81 (-0.63%)
ユーロ/米ドル 1.132  1.1207 - 1.1331 +0.01 (+0.99%)
豪ドル/円 80.783 80.494 - 82.952 -2.11 (-2.55%)
NZドル/円 77.405 77.067 - 79.107 -1.63 (-2.07%)
英ポンド/円 155.144 154.63 - 155.896 -0.56 (-0.36%)
スイスフラン/円 122.773 122.555 - 123.337 -0.45 (-0.37%)
原油(WTI原油先物) 68.16 −9.85 −12.63%⇒-nr_よこばい様子見⇒-◆nr_様子見⇒-■WR_最大調整

◆ドルもみあい_115円台 原油_-◆nr_様子見_78ドル台 
11.26
米ドル/円 115.327 115.361 - 115.345 -0.02 (-0.02%)
ユーロ/円 129.239 129.284 - 129.285 +0.01 (+0.00%)
ユーロ/米ドル 1.121 1.121 - 1.1207 +0.00 (+0.00%)
豪ドル/円 82.898 82.95 - 82.952 +0.01 (+0.01%)
NZドル/円 79.070 79.13 - 79.107 +0.03 (+0.04%)
英ポンド/円 155.144 154.63 - 155.896 -0.56 (-0.36%)
スイスフラン/円 123.174 123.253 - 123.225 -0.05 (-0.04%)
原油(WTI原油先物) 78.01 −0.29 −0.38%⇒+▽Wr_反発2⇒-nr_よこばい様子見⇒-◆nr_様子見

1.各国政府は変異ウイルスへの警戒感を強めており、英国やドイツが相次いで南アフリカなどからの渡航制限を表明した。世界景気に悪影響が出かねず、投資家はリスク資産の圧縮を急いだ。新たな変異株の感染拡大で行動制限が強まり、消費を冷やしかねないとの警戒感からクレジットカードのアメリカン・エキスプレスが9%安と急落。コロナワクチンの需要拡大の期待から、製薬のファイザーやバイオ製薬のモデルナは急伸。

2.旅客数が減れば航空機の受注にも響くとの見方からボーイングも5%安と売られた。景気敏感株では建機のキャタピラーや金融のJPモルガン・チェースの下げ。米長期金利が一時1.47%と前営業日比0.16%低下したのも、利ざや悪化につながる金融株の重荷。原油先物が13%安となり、シェールオイル企業など石油株にも売りが広がった。

3.ナスダック総合株価指数は反落。電気自動車のテスラ、半導体のエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の下げが目立った。、「巣ごもり消費」の関連銘柄の一角は買いが優勢。動画配信のネットフリックスやビデオ会議システムのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが上昇。

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【NY外為】
▲外為、円とスイス・フランに逃避の買い-ドル下落
//◇◇◇◆▲//
・円とスイス・フランに逃避の買いが集中。米国債利回りが低下し、米政策金利の引き上げが遅れるとの見方が強まり、ドルは下落。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%下落。2週間ぶりの大幅下落となった。
・ドルは対円で1.8%安い1ドル=113円26銭。
・ユーロは対ドルで0.9%上昇し、1ユーロ=1.1311ドル。

【米国株】
▲米国株は大幅下落、ウイルス変異株不安で旅行・娯楽株に売り
//▲◇◇▲//
・26日の米国株式相場は大幅安。新型コロナウイルスの新しい変異株に対する不安で、世界株安の様相となった。
・感染が急速に拡大すれば、すでに足踏み状態だった経済回復が腰折れしかねないとの懸念が広がっている。
・旅行関連株や娯楽銘柄が下げた一方、巣ごもり需要に支えられる銘柄は上昇した。
11.26
「軽視できる問題ではない」と新たな変異株について語る。「計り知れない規模のリスクがあるのは、株式の買いに決して良いことではないため、ポジションを調整するのは理にかなう」と-ジェイ・ハットフィールド氏。

【米国債】
▽米国債急伸、10年債利回りはパンデミック初期以来の大幅低下
//▲▲◇▽//
・米国債には逃避の買いが入り、相場は急伸。( 利回り下げ )
・金融政策の予想変更に伴うポジション調整が広がり、祝日明けで流動性が低かったことが値動きを増幅させたとみられる。
・10年債利回りは16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて約1.47%。

【原油】
▲NY原油13%安、70ドル割れ-新たな変異株の影響懸念し動揺
//◇▽◆//
・原油先物相場は2020年4月以来の大幅安。
・最近特定されたコロナ変異株の影響でロックダウン(都市封鎖)が広がり、需要回復を妨げる可能性が意識された。
・WTI先物1月限は前営業日比10.24ドル(13.1%)安の1バレル=68.15ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は9.50ドル安の72.72ドル。
「市場は調子に乗り過ぎていたが、新型コロナの悪影響を非常に受けやすい状態に変わりはないということ」が示されたと-ジョン・キルダフ氏。

【NY金】
◇金スポットは下落、米経済指標が景気改善を示唆
//▲▲▲◆◇//
・金先物相場は小幅高。
・金融資産が幅広く下落したこの日は、混乱時の安全な逃避先とみなされる金でも前営業日比で下落する場面があった。
・金先物2月限は0.1%高の1オンス=1788.10ドル。

【欧州株】
▲大幅反落
//◆◆◇◇▲//
・ワクチンに耐性を持つ可能性のある新型コロナウイルスの新たな変異株が見つかったことが世界経済に新たな打撃を与えるとの懸念が高まり、投資家がリスク回避の姿勢を強めたため売り注文が広がった。
・欧州600種旅行・娯楽関連株指数は8.79%と急落。欧州600種銀行株指数は6.88%下げた。テクノロジー株指数の下落率は3.20%にとどまった。
・南アフリカやボツワナ、香港で確認された変異株についてはほとんど知られていないが、科学者によるとこの変異株は非常に珍しい変異を持ち、体の免疫反応を回避したり、感染力を高めたりする可能性がある。

【欧州債】
▽域内国債利回りが全体的に大幅に低下
//▲▲▲◇▽//
・アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が検出されたことを受け、投資資金が安全資産に流れ込んだ。
・「株式などのリスク資産が圧迫される中、国債などの安全資産が買われており、典型的なリスクオフの動きだ」と-ライナー・グンターマン氏。
・ドイツ10年債利回りは1530GMT(日本時間27日午前0時30分)時点で9ベーシスポイント(bp)低下のマイナス0.33%。
・イタリア10年債利回りは9bp低下の0.97%と1%の大台を割り込んだ。

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